なんてったってギブソン


米ギターの老舗メーカー、ギブソン・ブランズが破産申請したとのニュースが世界中を驚かせた。
経営が行き詰っているらしいとは耳にしていたものの、ギブソンを心から愛してやまない私としては穏やかではいられない。

画像もっぱらエレキが有名だが、私はアコギ党で、オベーションなどに現を抜かしていた時期もあった。

それでも本妻はやはりギブソンで、いくつかの海を回遊しながらも、帰る港はギブソンしかなかった。

現在進行形で、親父バンドを結成しようとの話が深く静かに潜航している。

現在の状況では非現実の夢物語だが、メンバーの目途もついていて、後はパートの振り分け、というところまで進んでいる。

ベースを演りたいのだが、ギター担当の腕が今一つおぼつかなくて、ならば私がギター、それもエレキを担当しようか、などと話だけは盛り上がっているところだった。

ギブソンではレスポールがお馴染みで、だがしかし、SGも捨て難い。
というのも、まだ10代の頃、SGのボディデザインがお気に入りで、グレコのなんちゃってSGのエレキベースを使っていた時期がある。

その擦り込みがあって、エレキベースはフェンダーのプレシジョンを所持しているが、エレキ関係も今度こそ浮気せず、ギブソンオンリーで行きたい。

もっとも、おそらく叶わないだろう夢物語だから、想像を膨らませ、脳内で楽しんでいるだけである。
(フェンダーのストラップはご愛敬)


画像
GibsonのDOVEを購入した直後の写真が残っている。
いとおしくて、それこそ肌身離さず抱きしめていた。

授業にも出ず、日がな一日弾いていた。
ギターに限らず、名器は弾き込むことによって音に深みが増し、弾き方で自分好みの音色に育つ。

今になって眺めれば、画像はまるで変質者の目だが、このギターで拙い演奏と、数百にも及ぶ曲を作った。
中には行方知れずになったものもあるが、作った曲はカセットテープに保存してある。

問題はそのテープのほとんどが延び切ってしまい、再生が困難になったことだ。

もちろん駄作ばかりで、世間に披露するような曲はできなかったが、それでも我が子のような感情もある。

我が青春は、常にこのギブソンと共にあった。
今でも押入れで監禁状態だが、いくら貧乏したとて、手放すなどの選択肢はない。
死んだら、一緒に納棺して貰いたいほど愛している。



音が悪いのは、弦を交換せずに弾いているからで、これは「原曲の種」というべき、作り立ての音源。
 


  
            ターミナルを横切って

                               詩  秋山 賢治
                               曲  時 雨 亭


         ターミナルを横切って
         川に小石を投げるように
         走り出したバスを止める
         きしむタイヤ 飛び乗った君

         遠ざかる車の中
         何もない前を見る
         訳も分からず叫ぶ僕
         追いつけるはずもなく

            君の腕はすりぬける
            落としてゆく君のやさしさ
            追いすがる僕

         振り返る制服の女学生
         流れを止められず
         涙もやまず垂れた手に
         つかむものもなく

            立ちすくむ今の僕は
            流れからはずれて



一方、下は以前にアップした音源の再掲だが、これが「原曲」という位置付けになる。
このようなリズムとテンポで、後は間奏にどのような音を、それもギターかキーボードかの選択に、メンバーたちと頭を悩ませる。
(他にも詞や曲の変更もある)

あれこれ考えること自体が楽しく、幸か不幸かこの曲はボツになったが、聴き返せば、どうアレンジしようかと無意識に考えている自分に気づく。
(多重録音で完結させる場合は、先ずリズムギターで8ビートを刻み、ベース音を足してから更にユニゾンやハモで声を入れ、最後に、歌の邪魔にならぬようリードギターで締める。物足りなければストリングスで全体的な厚みも考慮する)

やはり、イントロや間奏はギブソンでキメたい。
 




この記事へのコメント

2018年05月03日 06:12
おはようございます。
見てしまった、お写真。
聴いてしまった、歌声♪
あ・・・ホレてしまいそう(*^_^*)
これはモテますよねぇ。かっこいいですもんねぇ。
ギターの事はよくわかりませんがいい音だなって思います。
早起きしてよかった(^_^)♪
一応音の良し悪しは判る職業なんで(^_^;)ハハハ
時雨亭
2018年05月03日 11:54
 こんにちは。
こいつには肖像権や著作権などの心配がないので、
安心してところどころに歌やバカ顔をアップしてますが、
歌はお聴きのように残念な人なので、
ずっとコンプレックスを保持し続けています。
バカ顔に関しては5年以上も前(日本語として正しい)
のものなので、髪切れよと自分でツッコミを入れてます。

お腹から声出しなさいとか、
そもそも発声を1からお勉強しましょうねとか、
winga 先生には思うところも多々あるでしょう。
もちろん、バンドではボーカルから外されてました。
お粗末さまでございました。(;_;)/~~~
2018年05月03日 14:31
wingaさんが、コメントされているのに勇気を得て、私も少しだけ、コメントさせていただきます😅 "バンドではボーカルから外されていた"とおっしゃっているのが、不思議です😵。少なくとも私には、個性的な いい声に思えるんですけれど。
曲も頭にしばらく残るくらいなので、すばらしいと思います(私にすばらしいと言われてもネェ😆)。
時雨亭
2018年05月03日 17:05

とびきり歌の上手いメンバーが居て適いませんでした。
私の声はコーラスやハーモニーに向いているようです。

最初に詞があって、それに曲をつけたので、
どうしてもメロディーラインに不自然な部分が生じます。
バンドで演るとなれば、
もう少し詞や曲を吟味検討する必要があります。

低音やハスキーボイスに憧れて、
声を嗄らそうと無駄な努力をしたことがありました。
今は笑い話です。あはは。
ほっこり
2018年05月04日 17:42
名曲!!!♪
夢物語ではなくバンド結成を是非実現させて下さい。

うちのバカ息子はサックスが少々出来ます。
ブサメンですがご用命如何でしょうか。
美代子
2018年05月04日 20:22
 時雨亭さん、地震 じゃなくて、自信を持ってください。時雨亭さんの声には温かみや優しさがあって、バンドというよりソロ向きですよ。本格的にデビューなさればよかったのに。作曲の力も凄いですよ。俳句と同じで、ゼロから創るらねばならない苦しみもあるでしょうが、これだけ聴かせるなんて大したものだと思います。賢弟よ。
時雨亭
2018年05月04日 23:21

 ほっこりさん、こんばんは。
サックスならJAZZ系でしょうか。
ならばコルトレーンでもやりたいですね。
(ハーレムノクターン系統は苦手ですが…)

自由参加なのでいつでも大歓迎です。
(^^)v
時雨亭
2018年05月04日 23:25

 センセ、こんばんは。
人前に出るのが苦手で、私の我儘でバンドを解散させた苦い思い出があります。可能ならば曲作りに専念したいところです。でも最近の若い衆が聴くような曲が理解できず、おそらくこんな曲調の延長でしかメロが出ないでしょう。迎合もしたくないし…。才能があれば作曲家でデビュー可能だったのでしょうけど、このレベルでは無理だったと思います。趣味で楽しむのが一番ですね。歌はたまのカラオケ程度が丁度いいようです。フランク永井の「君恋し」とかをアップテンポで歌うのが好きです。(笑)