都電に乗って


念願の都電に乗って来ました。
陽気は初夏の日差し。
気持ちのいい晴天です。
何十年振りでしょうか、都電に乗るのは。
ちょっと緊張します。
昔は下駄履き代わりに使っていましたが、現在の乗降システムが判りません。
前払いなのか後払いなのか。
距離によって料金が加算されていくのでしょうか。
整理券をピッと取るのでしょうか。
料金はどこへ投入するのでしょうか。
お釣りが発生した場合はどのように受け取ればいいのでしょうか。
疑問ばかりですが、現金の徴収関係が不明で、おじさんの心は激しく乱れるのです、顔には出さないけど。

停留所に説明が書いてありました。
前乗り前払い、一律160円。
ちょっと安心。
でもどこへ入れればいいのやら。
先頭に並んでたんだけど、さり気なくズルズルと後退して、前の人に倣って乗車することにしました。

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それでもお釣りの受け取り方が判らず、あちこちのポケットを探って、キッチリ160円用意して待機しました。
料金箱はすぐに判りました。
前の人に倣って投入。
おじさんは都電には乗り慣れているんだもんね、の雰囲気を最大限に発散させて、無事、都電乗車中の人になりました。


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王子駅前でドバッと人が降りたと思ったら、ドカドカッと乗って来る人が大勢いて、やがて終点の三ノ輪橋に近づくにしたがって人がまばらになりました。


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後部コクピット。
マスコンの形状はほぼ昔と変わらず、ブレーキレバーがあれば簡単に運転できそうです。
ガチャガチャとノッチを上げ下げする音が好きです。


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沿線の人は都電なんか珍しくないのか、通過するとこちらを無視して先を急ぎます。
本当は見たいんだけど、照れくさいのでガマンしてるんでしょう。
大人はもっと素直であるべきです。


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終点の三ノ輪橋到着。
進行方向左側から強制退去させられます。
そして空になった都電は少し前進して、折り返し位置に停まります。
「広場」とありますが、広くありません。


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「関東の駅百選」は、全国出場するとどのくらいのランクになるのでしょう。
こじんまりとした可愛らしい終着駅です。


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終着が、瞬く間に始発に変身、早稲田行きになってお客さんを待ちます。


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目の前にはおせんべ屋さん。
なるほど、千住が近く、次の宿場は草加でした。
おせんべをバリバリ食べながら都電に乗るのも違和感はなさそうです。
でも利用者は高齢の方が多いから、口の中でシッカリと柔らかくして食べるのかも知れません。


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午後はヤボ用があるのでそれほど時間が取れません。
近くの浄閑寺(投げ込み寺)にでも寄ってみようと思いましたが、この上天気、ちょっと気分が違います。
浄閑寺はまた次の機会にして、千住方向に向かいました。
少し歩くと「素戔雄神社」がありますが、本社は京都の八坂神社のはずです、たしか。
日本中にありますね、祭神がスサノオの神社は。
境内にお邪魔することにしました。


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本殿にお参り。
この地にスサノオが祀られた理由はよく判りません。
この人はご存知イザナギとイザナミ夫婦の長男、お姉さんはあまりにも有名なアマテラス。
由緒ある家系ですが、スサノオはかなりヤンチャでした。


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二日後にお祭りを控え、その準備に余念がありません。
お神輿の御霊はもちろんスサノオでしょう。


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神楽殿にはスサノオのお嫁さんの稲田姫の人形。
ヤマタノオロチ(八岐大蛇)の人身御供にされそうになったところをスサノオが助け、それが馴染めになりました。
八頭の大蛇は暴れ川として知られた出雲の斐伊川を意味していて、オロチの尾から取り出した天叢雲剣は三種の神器のひとつですね。
現在は熱田神宮に祀られているといいますが、剣は壇ノ浦で安徳天皇とともに水没したはず。
義経が懸命に探したけれど、どうしても見つかりませんでした。
それでもなぜか熱田神宮にあるといいます。
天皇といえど、それを見ることが許されていないので、謎は永遠に続きます。

ここで時間切れ。
日比谷線の三ノ輪駅から都心に向かったのでありました。
次回は余裕を持って、ぜひまた訪れましょう。


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この記事へのコメント

村雨丸
2009年04月04日 18:39
日本中の路面電車に乗るのが夢です。
都電の全線一律160円は良心的ですね。
きらら
2009年04月04日 21:22
荒川線はたまに乗ります。
ちょうど飛鳥山の桜が満開だと思います♪
都バスの200円が高すぎるんですね。都電は庶民の味方です。
(^O^)
Dr.イッコー
2009年04月04日 22:53
現在の車両はずいぶんスマートなのですね。
私にはその昔、上野広小路から叔母の家を
訪ねる時に利用した旧型の黄色い車両の
イメージしかありません。
管理人
2009年04月06日 21:51
路面電車には皆さんそれぞれの思い入れがあるようで慶賀であります。
運賃がバスより安いのは電気だからでしょうか。
路面電車にはどことなく郷愁があります。
桜の時期の飛鳥山はもうずーっと昔に訪れたことがありますし、確かにその横を都電が走っていたのも記憶しています。
黄色いボディ塗装も懐かしいし、それより前のグリーンとのツートンも記憶の中にあります。
レールに五寸クギを置くと電車の通過後にはペタンコになり、それを手裏剣にしてよく遊んだことを思い出しました。
後で後悔しましたが、10円玉もペチャンコ。
そういえば当時の運賃は5円か10円でした。
話は飛びますが、貸本屋でマンガを一冊借りると一日5円だったなあ。
いま手持ちの現金を持ってあの頃に戻れば大金持ちです。
駄菓子屋の商品すべてを買い占められるかも…。
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