テーマ:仁成館

仁成館ともっきりや

宿の主人が逝ってから独りで仁成館の(和山)温泉を守り続けて来た女将の力が尽き、秋山郷を離れた。年齢を思えば仕方なく、いずれ来るだろう日が、紅葉の盛りのこの秋だった。 温泉はポンプアップしていたが、もう年代物のポンプであり、湯量も減少していた。そのポンプにしろ、すぐ下にはそれよりも古いポンプの残骸があり、新品に替えたところで無理だ。…
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「おばさん」のトリセツが欲しい

カーラジオが、東京は雨と言っているけれど、富士五湖周辺は降る気配がない。 これも普段からの行いと自画自賛。 しかし高曇りなので、被写体として今日の富士山の魅力は薄い。 でも、ここまで来ると涼しく、わざわざ気温0度の風穴に潜り込むこともない。 小学生の林間学校の折に入った記憶はあるが、「入った」だけで、中の印象は残…
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仁成館の親父が逝った…

一年前くらいから体重が10キロも減り、病院嫌いだった親父も、早春になって半ば仕方なく検査を受けた。 肺気腫か肺線維症か詳細は不明だが、とにかく肺の機能が極端に低下する病気だった。 「山菜の季節だから、入院なんかしちゃいられない」 と、いかにも親父らしい理屈と強引さで退院。 しかししばらくして、また緊急入院することにな…
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和山温泉

仁成館はどうなっているのか? 廃業後の「湯」を一年振りに訪ねた。 以前ならばGW中のこの時期は満室が続き、連日目の回るほどの忙しさなのだが、広い駐車場は閑散として静まり返っていた。 「廃業」の二文字が重くのしかかる。 それでもいつものように裏口から「こんにちわぁ」と顔を出せば、夫婦の元気な顔があった。 『おっ、元気そう…
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串田孫一が愛した山と山里

昨年秋、三宅修先生と岳さん父子が登攀した鳥甲山の紀行が「山と渓谷」10月号に載った。 串田先生追悼と、仁成館廃業を悼む一節は哀惜極まりない。 「岳人」投稿山岳写真での的確な評論も健在。 三宅修は小さな巨人だ。 (「山岳写真家 三宅修」、「山を去る日」、「山日記」参照)
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気がつけば兄の年齢

今日は兄の七回忌です。 肺ガンで余命一ヶ月の告知。 しかし気力だけで奇跡的に以後の二年半を生き抜きました。 楽しみは頻繁に通った仁成館の露天風呂。 飽きずに何時間も浸かっていた姿が今でも忘れられません。
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仁成館廃業

仁成館は正式に廃業届を出しました。 言葉もありません。 ふだん当たり前に目にしていた館内の装飾品などが、これほど新鮮に映るとは…。 館内に数多く飾ってある写真の中でも、これはベストショットだろう。 野生のはぐれ猿が女将にだけなついた。 時々現れるので、ある日バナナを投げてやった。 生まれて…
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ワンコ三匹元気です

バンよ、自分の頭も支え切れないほど老いぼれてしまったのか。 もっとヤル気を出せ。 そうだよな。 お前は自分を人間だと思ってたんだよな。 そりゃ椅子にも座るわな。 暗闇でアーサに出会っても判らないだろう。 不妊治療を受けてから少しふっくらして来た。 お犬さまの社会では美人なのかどうか…。 四…
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再び仁成館へ

今月末をもって廃業する。 との報せで仁成館へ駆け付けた。 やはり豪雪被害からの立ち直りは無理だった。 また新しい春が廻って来たというのに、秘境の名湯の宿はこの春で長い歴史の幕を下ろす。 ここまでに至る経緯を淡々と語る主人だが、その無念さを想うと激しく胸が痛んだ。 敷地の片隅にはまだ雪が消えずに残っていた。 孤…
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存続危機

通行止めが解除されると、メディアはいっせいに秋山地区へなだれ込んだ。 テレビ朝日から電話取材を受けていた関係なのかは不明だが、朝日新聞の記者がやって来た。 そして1/16。 朝刊社会面トップに載った。 夫婦の高齢化とうい切実な問題もあり、被災以前から売却という選択肢はあった。 「豪雪被災で老舗旅館存続の危機!」 …
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ポチたま出演

国道405号線通行の時間制限は続いていますが、昨夜は「ポチたま」に仁成館のワンコたちが登場しました。 宿の年越しの光景です。 テレビ嫌いだった主人も堂々と登場。 でも今頃宿は大変なのでしょう。 結局、年末年始は常連さんばかり10人程度が宿泊したようだ。 画面にはヘビー・リピーターさんたちの顔が映っていた。 年…
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東京の空

秋山郷から戻ると東京は連日の快晴。 空気も乾燥して、静電気が不快な季節になった。 反して、栄村や津南町の豪雪報道が次第に増えて行く。 今まで名前も知らなかった地域や町が全国区になる。 観光地としていまひとつマイナーだった秋山郷の名が全国に浸透するのは良いが、日を追うごとに心配は募り、ネットで地域の天気予報ばかり気にしてい…
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愛車埋没

あまりの大雪に急遽帰宅することにしました。 今度は一晩で70センチの積雪。 半日だけの晴れ間を含めても、二日間の降雪は宿の周囲で1メートルを超えました。 一昨日に続いて駐車場は二回目の除雪。 主人が愛車の周りをきれいにしてくれました。 『帰れなくなるぞ』 もう数日滞在するつもりだったが、主人の言葉に帰宅を即断…
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G桂冠に物申す

京都在住の方から封書が届きました。 12/3付京都新聞。 某大手酒造メーカーの広告に仁成館の写真。 主人に告げると、掲載の承諾を求める連絡は一切なかった由。 対応を任されたので、早速抗議の電話を入れました。 出処「自遊人」編集部と判明。 了承。 これにて一件落着。 京都にお住まいのFさんはお馴染みさん。 仁…
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雪下ろし

久しぶりに青空を見た気がします。 この晴れ間を利用して雪下ろしです。 一般の民家と違い、下ろす雪もかなりの量になります。 汗だくになって危険な作業を数時間続けると、体の節々が悲鳴を上げます。 しかし晴れ間も半日だけ。 午後からまた間断なく雪が降り出しました。 午前中は雪目の心配をするほどの上天気になった。…
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雪に埋もれる

シャンシャンシャン (あ、サンタさんだ!) 明け方に浅い夢を見ていたようです。 音の正体は除雪車のチェーンでした。 本格的に目覚めて窓の外を見れば大雪。 本年、仁成館も除雪機初登場です。 前日、はらはらと降り出した雪がやがて本降りとなり、翌朝には50センチほど積もった。 雪はゴンゴンと降り続き、一向に止む気…
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ワンコ三昧

三匹が貰われて去り、いたずら盛りの「チュチュ」が残りました。 すでにお座りを習得。 これでようやく朝、昼、晩が揃いました。 チビのチュチュは一丁前に父親のバンと同じポーズで外を見ます。 でも見えていません。 来週「ポチたま」の取材でカメラが入るので、三匹にブラッシングしてあげます。 到着して駐車場に車を停めると、…
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仁成館は雪の中

『雪の露天風呂に入りに来ないか』 主人の誘いに一ヶ月振りの仁成館です。 不思議にも石打からの十二峠や、津南では夏タイヤで問題なさそうですが、やはり豪雪で知られる秋山郷は銀世界。 少々吹雪かれながら到着しました。 しばらく滞在し、静養します。 東京では買い物や散歩でのんびりしていた訳ではない。 一ヶ月間、父の死後は…
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東京の紅葉

秋山郷の紅葉は瞬く間に駆け抜けて散ったが、東京に戻れば紅葉は今が盛りだった。 密葬ながら父の葬儀の喪主を務め、それなりに区切りをつけた。 すべてを終えてふと我に返ると、木々の葉の色が目に沁みる。 「みんな死んでしまった。いま残っているのは生きている者だけだ」 何かの本で出合った一節だが、切なくて奥深いような、それでいて何…
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秋山郷晩秋

宿泊客も昨日で途切れ、後は年末年始まで予約はほとんどありません。 辛抱強く最後まで「仁成館通信」にお付き合い下さった皆さんの根気にお礼と感謝。 次回「春編」までのお別れです。 今日は名残の紅葉が朝日に映え、鳥甲山も凛とした雄姿を見せてくれました。 では今から帰京します。 多謝、再見! ウルシ、ナナカマドから始…
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仔ワンコとの別れ

一匹だけ残すワンコが決まり、後の三匹は貰われる運命となりました。 その中の一匹は関西へ行くことが決定していますが、津南でもぜひ欲しいと言う家があり、三匹の中から選んで貰います。 仁成館に残る一匹は一番体の弱いワンコ。 名前はチュチュ。 これでアーサ(朝)、チュチュ(昼)、バン(晩)で一日が完成です。 私はいよいよ明日帰宅し…
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皇太子が泊まった部屋

リクエストが多いのでお見せします。 特別に変わった部屋ではありません。 床の間付き八畳の和室に洗面台と籐椅子。 バス、トイレ無し。 ただこれだけで、仁成館ではスタンダードな部屋です。 ちなみに部屋名は「もみじ」の間。 もちろん全室テレビ、エアコン完備です。 何しろ皇太子がまだ学習院大学在学中で、イギリス留学直前…
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もう一人の二万歩の男

友人のMくんが3日から応援に駆け付けてくれました。 今シーズン最後の満室が続きます。 Mくん朝の配膳からヤル気満々。 試しに万歩計を着けて貰ったところ、館内の移動だけで昨日は二万歩を記録。 若さに脱帽です。 (帽子はかぶっていませんでしたが…) Mくんこと鈴木正人くんはこのブログ二回目の登場。 東京ではいつもス…
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秋色に染まる

例年よりおよそ10日遅れて、やっと紅葉がピークになりました。 駐車場のモミジは今がちょうど見ごろ。 思わずため息を漏らし、うっとり見惚れてしまうきれいな色です。 夏の天候不順で、秋山郷全体の色付きは赤よりも茶が目立ちますが、それでもアッパレ素晴らしい色に染まってくれました。 用事で切明まで走った。 橋上から中津…
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仁成館慰労会

『お天道サマはバカだねえ』 『どうして?』 『昼間じゃなくて夜に出りゃ、一日24時間明るいだろ』 『そりゃそうだ』 などと会話をしているのではありません。 忙しい10月を乗り切って、津南の「魚菜」でひとまず慰労会です。 紅葉が遅れたせいか、お客さんが切れ目なくやって来た。 本当に忙しい一ヶ月だった。 満室の日…
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じょんのび

秋山郷の観光シーズンも峠を越え、体も楽になりました。 昨日は昼過ぎから少々時間が出来たので、まったりと内湯で昼風呂を堪能しました。 その後は自室で昼寝。 眠りの入口でうつらうつらしながら、夢ともつかない浅い夢を見ます。 (お汁粉を食べてる夢でした) 恥ずかしい限りです。                       …
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秋の朝食

まだ文化の日の連休が待ち構えていますが、秋のピークも今日でひと区切り。 忙しい日々でした。 例年より一週間遅れた紅葉は今が盛り。 そして温泉と食事にもお客さんは満足されたようです。 皆さん笑顔でチェックアウトされました。 秋の朝食。 紅葉の葉を添えて秋を演出したが、窓の外は秋一色だった。 参考までに上の…
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遊びの名刺

この日のデータも消失、そこで新たな記事を仕立てて何とかしのぎます。 上の写真は仁成館の露天風呂から雪の鳥甲山を撮ったもの。 グラマーな女性がヌードで映っています。 「露天風呂の裸女」とでもタイトルをつければアクセスが増えるのでしょうが、そんなタイトルに惹かれて訪れて貰いたくはありません。 でも素敵な写真です。 実は…
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再び仔ワンコ

生後三週間が経ちました。 すべてオスワンコでした。 一匹だけを残すことに決め、後はいずれお別れとなる運命です。 囲っておかないとヨロヨロと勝手気ままに四方へ動き出すので、一瞬も目を離すことが出来ません。 でも、見る物すべてが新鮮に映っているのでしょう。 ボケーっとした目だが、ちゃんと見えているようだ。 …
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山を去る日

昨日、取材のために鳥甲山を縦走した先生と岳さんが、たった今、神奈川県北部のご自宅へ戻るべく出発されました。 総走行距離18万キロの年季の入ったワンボックスカーが、力強く坂を上がって行きます。 お見送りには手を振りたいし頭も下げたいしで、何だかタコ踊りのようなお別れになってしまいました。 25日の早朝、ムジナ平から鳥甲山…
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2020年01月
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