テーマ:秋山郷

仁成館ともっきりや

宿の主人が逝ってから独りで仁成館の(和山)温泉を守り続けて来た女将の力が尽き、秋山郷を離れた。年齢を思えば仕方なく、いずれ来るだろう日が、紅葉の盛りのこの秋だった。 温泉はポンプアップしていたが、もう年代物のポンプであり、湯量も減少していた。そのポンプにしろ、すぐ下にはそれよりも古いポンプの残骸があり、新品に替えたところで無理だ。…
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仁成館の親父が逝った…

一年前くらいから体重が10キロも減り、病院嫌いだった親父も、早春になって半ば仕方なく検査を受けた。 肺気腫か肺線維症か詳細は不明だが、とにかく肺の機能が極端に低下する病気だった。 「山菜の季節だから、入院なんかしちゃいられない」 と、いかにも親父らしい理屈と強引さで退院。 しかししばらくして、また緊急入院することにな…
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『深山幽谷』 ~もっきりや~

      『深山幽谷』 ~もっきりや~     2009.02 紀行  Dr.イッコー 数年前の豪雪で新潟県津南町が有名になりました。 そこから約1時間、「酷道405」をひた走り、秋山郷に向かうと山房「もっきりや」に行き着きます。 管理人さんが度々「もっきりや」と「御主人」を取り上げるので、詳細は…
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久し振りの秋山郷

マイカーの12ヶ月点検で、タイヤをローテーションしました。 「高速では、ハンドルがブレる可能性がありますよ」 でも、バランスを取るには数千円かかるというので、空気圧だけチェックしてもらい、点検を済ませました。 それでも少しは不安で、確認のため、高速に乗ってみようと考えます。 何の問題もなく、軽快に走ってくれました。 関越道…
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もっきりやへ行く

当ブログが懇意にさせてもらっている「山房 もっきりや」へお邪魔することにしました。 ご主人は私よりはるかに人生の先輩なのですが、どういう訳か私のような若輩者を可愛がってくれて、お会いするとこちらも気持が和みます。 ご主人が東京に出た折はご尊顔を拝することも多く、豊富な話題でいつも私を楽しませてくれるのです。 ずいぶん親しく…
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秋山郷

残雪をまとった鳥甲山に春の雲が流れる。 雄大な秋山郷の景色である。 東京では新緑の盛りだというのに、ここではまだ桜も咲いていない。 晴天の一日、車で付近を廻ってみることにした。 もう私は仁成館の番頭ではなく、一介の旅行者なのである。 信州秋山郷最奥部の切明。 空は限りなく明るいが、まだまだ力のない陽光だ。 …
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和山温泉

仁成館はどうなっているのか? 廃業後の「湯」を一年振りに訪ねた。 以前ならばGW中のこの時期は満室が続き、連日目の回るほどの忙しさなのだが、広い駐車場は閑散として静まり返っていた。 「廃業」の二文字が重くのしかかる。 それでもいつものように裏口から「こんにちわぁ」と顔を出せば、夫婦の元気な顔があった。 『おっ、元気そう…
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第一村人発見

そうだ 秋山郷 行こう! ということで津南から405号線を進むことしばし、和山の集落まで来たところでようやく栄村の村人を発見した。 見れば長老二人である。 『やあ久しぶり、元気だったかい?』 声を掛けてくれたのは、メガネの奥の目がいつも優しい武雄さん。 方言の強い土地だが、私に合わせてよどみのない言葉を使ってくれる。 …
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思いやりのあるわたくし

海苔や昆布などの乾物を買いに築地市場の場外へ行った。 お昼は寿司屋でマグロ尽くし。 そして、友人のおじさんが今年の師走もまた築地で働けるようにと、市場の守り神に手を合わせた。 神無月だけど、ま、いっか。 仁成館で手伝いをしていた時に仲良くさせて頂いたHさんは、毎年、年末の一ヶ月間だけ出稼ぎに築地へやって来る。 その…
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仁成館廃業

仁成館は正式に廃業届を出しました。 言葉もありません。 ふだん当たり前に目にしていた館内の装飾品などが、これほど新鮮に映るとは…。 館内に数多く飾ってある写真の中でも、これはベストショットだろう。 野生のはぐれ猿が女将にだけなついた。 時々現れるので、ある日バナナを投げてやった。 生まれて…
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秋山郷土産にぎりん棒

以前大量購入したブナ材で作られた、1本100円の「にぎりん棒」 明日56歳の誕生日を迎える販売者のもっきりや親父は使用方法の講釈を垂れましたが、それはこちらで決めること。 部屋に置いてイメージをふくらませると、やがて頭の中に、月光射すムササビの森が出現しました。 地震感知計にもなります…。
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孤立

3日朝から間断なく降り続いた雪で、8日、秋山郷が孤立した。 長野県はすでに4日午前の段階で21年振りの豪雪対策本部を設置していたが、大雪は県北全域を襲い、その時点で栄村だけが突出して目立っている訳ではなかった。 全国規模で見ても大雪による被害は日本海側全域に広がっており、すでに長野県内だけでも亡くなられた方が数名出ていた。 …
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豪雪の始まり

除雪車が除雪を終えたことを確認し、昼に仁成館を出た。 屋敷付近では雪も小止みになっていた。 すぐに除雪車を追い越してしまい、道も判然としない。 側溝があるので対向車をかわす時は注意が必要。 平家茶屋の前で中津川左岸に渡る。 ここから前倉、結東(けっとう)を経て、清水河原までがひどかった。 除雪車が来て…
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愛車埋没

あまりの大雪に急遽帰宅することにしました。 今度は一晩で70センチの積雪。 半日だけの晴れ間を含めても、二日間の降雪は宿の周囲で1メートルを超えました。 一昨日に続いて駐車場は二回目の除雪。 主人が愛車の周りをきれいにしてくれました。 『帰れなくなるぞ』 もう数日滞在するつもりだったが、主人の言葉に帰宅を即断…
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雪下ろし

久しぶりに青空を見た気がします。 この晴れ間を利用して雪下ろしです。 一般の民家と違い、下ろす雪もかなりの量になります。 汗だくになって危険な作業を数時間続けると、体の節々が悲鳴を上げます。 しかし晴れ間も半日だけ。 午後からまた間断なく雪が降り出しました。 午前中は雪目の心配をするほどの上天気になった。…
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雪に埋もれる

シャンシャンシャン (あ、サンタさんだ!) 明け方に浅い夢を見ていたようです。 音の正体は除雪車のチェーンでした。 本格的に目覚めて窓の外を見れば大雪。 本年、仁成館も除雪機初登場です。 前日、はらはらと降り出した雪がやがて本降りとなり、翌朝には50センチほど積もった。 雪はゴンゴンと降り続き、一向に止む気…
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お前の存在意義は何ぞや

暖かい室内で冬ごもりをしようと、カメムシが必死の侵入を試みます。 神は何故こんな奴を創りたもうたのか。 コイツがいないと正常な生態系が保たれないのだろうか。 果たして地球上での確固とした存在意義があるのだろうか。 はたまた神のいたずらか。 いずれにしてもお前なんかどっか飛んでけ! パクチーが好きな友人がいる。 …
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温泉と紅葉

帰京の日を数日後と決め、最後にドライブに出掛けました。 野沢温泉大湯です。 立派な共同浴場は無料。 とにかく熱いお湯で、体のタンパク質が凝固しそうでした。 それでも素晴らしい温泉です。 今シーズンの疲れがお湯に溶け出したようで、すっかりリフレッシュ出来ました。 寝不足が続き、本当は宿でのんびりしたいところだが、し…
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紅葉の露天風呂

鳥甲山は雲に隠れて見えませんが、やはり露天風呂からの眺めは圧巻です。 夏の天候不順の影響か、赤色よりも茶色が目立ちます。 それでも周囲を見回せば、目に飛び込んで来るのは都会では決して体験することの叶わない風景。 目も体も、温泉の中で感動の秋に揺らぎます。 何故か東京にいる私へ、秋山郷の道路状況を尋ねるメールが来ます。…
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じょんのび

秋山郷の観光シーズンも峠を越え、体も楽になりました。 昨日は昼過ぎから少々時間が出来たので、まったりと内湯で昼風呂を堪能しました。 その後は自室で昼寝。 眠りの入口でうつらうつらしながら、夢ともつかない浅い夢を見ます。 (お汁粉を食べてる夢でした) 恥ずかしい限りです。                       …
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屋敷温泉「かじか荘」

お客さんからいろいろなお土産を沢山頂いたので、屋敷の民宿「かじか荘」へおすそ分けに行きました。 ここは秀清館の隣にあり、露天風呂は秀清館と共有です。 また、「かじか荘」は五宝木に畑を持っているので、夏から秋にかけては多くの野菜を分けて貰いました。 秋山郷で自家栽培の野菜を提供する民宿は何軒かありますが、湯量豊富な掛け流し温泉も…
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遊びの名刺

この日のデータも消失、そこで新たな記事を仕立てて何とかしのぎます。 上の写真は仁成館の露天風呂から雪の鳥甲山を撮ったもの。 グラマーな女性がヌードで映っています。 「露天風呂の裸女」とでもタイトルをつければアクセスが増えるのでしょうが、そんなタイトルに惹かれて訪れて貰いたくはありません。 でも素敵な写真です。 実は…
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紅葉を見に行コウヨウ

布岩の紅葉が見頃になりました。 三脚を立てたアマチュアカメラマンが大勢訪れています。 雲間から太陽が顔を出すのを待ち、一斉にシャッターを切ります。 皆さん良いカメラをお持ちです。 世の中には時間とお金に余裕のある人が多いようです。 私は時間がないので曇天の下、簡単に写メを撮って済ませました。 太古の昔から毎年欠か…
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山日記

昭和初期からの宿泊客の記録が綴られているのが、この仁成館の「山日記」である。 鳥甲山へ挑んだ若きパイオニアたちの一途な想いがどのページにも満ちている。 それは日本登山史上に於ける稀有な資料でもある。 非常時には真っ先に持ち出さなければならない家宝だ。 単に、古くからある宿帳という存在ではなく、その価値は計り知れないほど貴…
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初雪は吹雪だった

目覚ましで午前4時に起きると猛吹雪! 明け方には止みましたが、滞在予定はあと二週間。 夏タイヤで順調に帰宅できるか、煩悶心痛の極みです。 しかし紅葉のピーク前の初雪にお客さんはびっくり感激。 今日で、中越地震から一年。 鳥甲山の山頂付近に三回冠雪があると、雪はいよいよ里へ降るというが、この年は山頂が白くなる前に突然…
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仁成館

この日のデータも消失している。 「仁成館」の館名の由来を訊かれたのでキッチリと説明したいが、あいにく名前の由来は不明。 手掛かりになる資料や文献もなく、もちろん主人や先代も知らないようだ。 もしかしたら、江戸時代に仁兵衛さんと成右衛門さんの二人とかで始めたのかも知れない。 案外こんな単純なネーミングが正解ではない…
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キノコ採るのも命がけ

マイタケを採りに山へ入っても、実際に目にすると写真を忘れます。 そこで渾身の一枚。 傾斜60度はある斜面で、木の枝に片手懸垂しながらシャッターを切ります。 天然のマイタケは、採るにも撮るにも命懸けなのです。 仁成館に通い始めてまだ間もない頃、主人がマイタケを採りに行くと言うので、無理を頼んで同行させてもらった。 『…
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サルナシ

当地では「コクワ」の名前が一般的ですが、キウイの原種といわれる「サルナシ」です。 葉と同色なので、よーく目をこらさないと判りにくい実は生食が最高。 熟れて少しシワシワになったものをそのまま食べると、その甘さと美味しさにビックリします。 ただし、蔓が樹木のはるか高いところまで伸びるので採取は大変。 猿や鳥に食べらる前に採らなけ…
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ツルウメモドキ

ニシキギ科の蔓性のツルウメモドキを飾ると、館内が秋色に染まります。 先日採ったものを丁寧に一枚づつ葉切り。 この作業が大変なのです。 大量にあるので暇を見つけてどうにか完成。 今の時期ならば「口切の茶」には最高の茶花です。 あの量の葉を切るのに丸三日かかった。 館内に飾っても、まだ山のように残った。 希望す…
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天然マイタケ

初心者が天然のマイタケを見つけるには、運と体力と根気の三つの要素が必要だと言います。 それでも運が味方することは皆無に等しく、これだけの量を収穫するには研ぎ澄まされた勘と知識、それにバランス感覚の優れた脚力も重要です。 自然の恵みは、山を愛し、山を知悉したベテランのみに許された贈り物です。 私の兄が肺癌で亡くな…
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