テーマ:不倫

弥生から卯月へ

あとひと踏ん張りで、年度末の忙しさから解放される…。 そんな安堵感がちょっぴり芽生え、何となく目途も見えたので、気分転換に散歩に出た。 しかし、独りになりたい、誰ともしゃべりたくないと考えている時に限って、邪魔者が現れる。 以前と違って、今の私は「来る者は拒む」で生きているから帰ってもらいたいのだが、生憎の腐れ縁で、物心ついた…
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不倫の行方 7

「不倫の行方 6」からの続きです。 めぐみからの連絡がプッツリ途絶えた。 一週間、二週間、そして一ヶ月が過ぎ、彼は苛立ちながらもその現実を受け入れるしかなかった。 めぐみの自宅の電話番号は知っていたが、こちらから掛けるつもりはない。 彼はストーカーではなかったし、めぐみ夫婦の暮らしに介入する考えもなかった。 意思は…
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不倫の行方 6

「不倫の行方 5」からの続きです。 めぐみから掛かって来る4日周期の電話の中で、彼女はすすり泣きを漏らすことがあった。 「どうしたの?」 彼の問い掛けにも、めぐみは答えない。 彼もそれ以上は訊かなかった。 (夫婦間が上手くいってないのだろうか…、ならば自分にめぐみを救う余地はある。自分が付いていてあげれば、そばにい…
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不倫の行方 5

「不倫の行方 4」からの続き。 彼は最悪の夢を見て、夜中にうなされて目覚めた。 人生最大最悪のリアルすぎる夢だったという。 その内容はこうだ。 彼は誰かの結婚披露宴の片隅の席にいた。 会場内にはおよそ百人くらいの人がいただろうか。 目の前の料理からふと顔を上げると、何故か新婦はめぐみだった。 ショックを…
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不倫の行方 4

「不倫の行方 3」からの続き。 気が動転したまま通話を終え、彼は受話器を置いた。 その間、15分か20分。 何をしゃべったか、ほとんど記憶になかった。 懐かしかった、ただ懐かしかった。 嫌な気持ちなどまったくなかった。 会話を反芻してみる。 覚えていることといえば、彼女が結婚したこと、そして男の子を産んだことく…
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不倫の行方 3

「不倫の行方 2」からの続き。 彼女から言われた様々な言葉を彼は思い出していた。 「あなたって、いったい私の歳を考えてくれたことがあるの?」 「ある程度の形を作ってくれないと、結婚なんて考えられないわ」 互いに結婚を意識していたものの、彼はまだかなり先のことと思っていた。 それに反し、彼女は24歳で結婚することが固…
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不倫の行方 2

「不倫の行方 1」からの続き。 彼と私はギター仲間だった。 当時、彼は19歳。 私は自分のギターを抱えて彼の自宅へ通った。 ギターで結びついた縁といえどライブなどの活動は一切なし、あくまでも二人でギターを弾くことだけが楽しかった。 それもオリジナル志向。 分担は決まっていた。 彼が詞を書き、私がメロディをつける…
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不倫の行方 1

人は永遠にひとりの異性を愛せるか もちろんこれは家族愛や親子愛などとは違う恋愛のことなのだが、久し振りに会った友人との会話の中からそれが見えてきた。 年を重ねるにしたがって愛とか恋心などは遠ざかり、この普遍的な命題も、「もうそんなことはどうでもいいんだけどな」と思ってしまう。 けれど、友人の話は意外なものだった。 彼とは…
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津南町祭禮

所用で町へ下りたれば国道117号線大渋滞。 本官多数辻々に立ち強引なる規制を敷く。 近くの本官に詰問すれば祭禮による通行規制の由。 やがて山車と神輿現るも、見れば女神輿也。 片肌脱ぎの担ぎ手は三十年乃至四十年もいにしえの乙女たち。 非礼は承知なれど極力視界に入れぬよう努めて迂回。 よって神社を写す。 十代の頃は…
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2020年01月
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