テーマ:時雨亭

アリバイ

時雨亭留守番役の相棒は宇宙物理学のオーソリティでもある。さまざまな疑問に答えてくれる。 そこで太陽系のゴブリンについて尋ねると、懇切丁寧に、わからない部分を解説してくれた。「宇宙を支えてるのはアトラスだよね」と問うてみると、神話は宇宙物理には馴染まないからと苦笑されてしまった。 その流れで日本の神話に話が及び、現在進行形でも公然…
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こりこり

我が草庵へ出向くのに、なぜ手土産を持参しなければならないのか、なぜ家主が自分の家へ入るだけなのに他人に歓迎されてしまうのか、未だに判然としないが、考えても正解が導けないので考えぬことにした。 静養に来たので、居心地はすこぶる良い。 自分の庵だからリラックスできるのは当然なのだが…。 痩せ尻の骨こりこりと端居…
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梅雨寒

生まれて物心がついてから、劣等感と自己嫌悪の連続です。 梅雨寒やわたしはわたしが大きらい   時雨亭
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蚊遣香

都会の部屋なら脂(やに)などで壁や天井が汚れるので電子蚊取りを使いますが、やはりこちらが好きです。 ああ夏なんだなあと思うひとときでもあります。 古傷の痩せ脛伝ふ蚊遣かな   時雨亭
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冷西瓜.

沢からの水で冷やしています。 保健所のOKも出ているので平気で飲んでいますが、ご飯はもちろん、コーヒーやお茶にしても絶品の水です。 逝く土地は此処に決めやう冷西瓜.   時雨亭
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遣らずの雨

高速を飛ばして時雨亭に来ました。 父よ母よ遣らずの雨の夏炉です   時雨亭
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里山にて

       里山の今朝の余寒を驚きぬ   時雨亭        雪形や祖父の代まで小作農        二日灸賤が家の炉の横座にて        静電気逃がし宇宙と交信す        懐に辞表忍ばせ多喜二の忌        春愁ふ而して無職となりし我        春雨に濡れ衣を脱…
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美味しいトマトは要らんかね

午前中の収穫のお手伝いを終え、縁側で昼寝をしていたら遠雷。 見上げると、キャタピラ痕のような雲が浮かんで秋の空。  ふと覚めて耳澄ましたり遠雷す    山頭火 人生に抗っても上昇気流は吹かないから、地べたに這いつくばって生きるしかない。 だから息苦しさにこうして時折空を仰ぐ。 すると夢と現の境が曖昧…
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柚子の大馬鹿十八年

今年は柚子の当たり年らしく、収穫の手伝いをしたら、商品にはならないブサイクな柚子を大量に頂いた。 昔、秩父の札所巡りの途中、歩き遍路をしていたら、どこのお寺か忘れたが、すぐ近くの無人スタンドに柚子が置かれてあった。 かなりの量で、100円かとよく見れば、驚いたことに一袋10円だったので感激してしまった。 手に取…
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木守柿 ~素人俳句が気に食わない俳人~

人間サマの取り分はすでに確保して、今年の柿のシーズンは終りました。 後は鳥や虫たちの分で、越冬のための栄養となるよう、このままにしておきましょう。 他にも、再び大収穫できるようにとか、来年の五穀豊穣を願うとか諸説あるようで、ならばリンゴは? 梨は? ミカンは? と、木守柿ならぬ木守果樹の啓蒙活動推進を考えたくなります…
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埋火やくさめに騒ぐ灰白し

氷点下の朝は、布団から出ている顔がフリーズドライになったようで、起きるのがつらい。 それでも囲炉裏の埋火を掘り出し、クヌギの炭を追加すると人心地つき、これで一日が始まるのです。 洟水が出るのはだらしなく、他人様に見せられたものではないけれど、誰も見ていないので構わずにすすります。 すぐに沸いたお湯で、煎茶もすすりま…
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こころすなほに御飯がふいた

兼業農家の関根さんから新米を分けて頂いた。 天日干しのお米である。 稲穂を下にして干すと、茎からの栄養が下がって、より美味しくなるのだそうだ。 長いこと日本人やってるのに、稲架掛けの本当の理由を初めて知った。 当然だが、研ぐと真っ白な研ぎ汁が出て、もったいないので庭(レンギョウが咲く予定の場所)に撒いた。 …
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古屋の漏り

台風接近の予報でまたオロオロした。 我が庵は予想進路のほぼ中心に位置している。 こんな時にプラス思考など無理だが、それでもボロ屋のどこかに不具合が見つかるだろう、これは言ってみれば千載一遇のチャンスではないかと思い直し、寝ずの監視をした。 台風21号は、夜明けには通過していた。 懐中電灯で照らすと、二ヵ所、わずか…
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くろがねの秋の風鈴鳴りにけり

この一週間、突発的な事象でオロオロしている。 そんな中での半日、心を落ちつけなければと、時雨亭に戻った。 しまい忘れた風鈴が、誰に聴かせるともなく、澄んだ音色で迎えてくれた。 ご近所がやや離れているので迷惑にはならない。 縁側に座ったり、庭を無意味に歩いたりと、考えても仕方ないことばかりに思いを巡らせているうち、…
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路地はただ浮き世の外の道なるに心の塵をなぞ散らすらむ

時雨亭に戻って数日、汗だくになって家屋の手入れを続けたが、どこまでやっても切りがない。 裏路地だってこの通りで、どうにかせねばならぬとは思いつつも手が回らず、如何ともし難い。 なので、蓼や萩も小さな花を付け始めていることだし、しばらく自由にさせて置こうかとも考える。 本来は俗界の邪念を払い、茶室へといざなう役割…
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夜は秋にして昼は夏なり

「行けたら行くよ」は「行かないよ」の同義語というのが世間の常識ですが、万が一、来てしまって何も準備していなかったら立場がありません。 もし来るとしたら、戻った残暑に汗まみれになって息も絶え絶えだろうと予想し、麓のスーパーで特大の西瓜を買いました。 風呂敷の薄くて西瓜まんまるし   右城暮石 暮石さんは風呂敷で持ち帰…
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魂棚をほどけばもとの座敷哉

郷に入れば郷に従えで、こちらへ来てからは地域の年中行事などにも積極的に関わろうと考え、お盆の灯篭流しにもお邪魔したが、実家の仏壇を持って来るわけにもいかず、どうにも中途半端でいけない。 だが神棚はある。 祀っているのは天照大神で、実家の氏神様と同じだから、特に違和感もなくすんなりと受け入れた。 そして懸案のお盆を迎えた…
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我が草庵を時雨亭と名付く

夢の中で、裏山が騒がしくなったなと思ったら、雨が木々の葉を叩く音で目が覚めた。 涼しい。 朝五時。 しばらく雨音に身を委ねてぐずぐずしていたが、適当に見切りをつけて寝床を出る。 コーヒーを淹れ、縁側に座り込んで、雨を見ながら時間をかけて飲んだ。 朝食はトーストとベーコンエッグとサラダ。 食後にマンゴー(安…
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