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桜下の気狐

     夜桜や百鬼夜行の阿鼻叫喚   時雨亭      妖かしの言語絶する花の闇      桜下の気狐仏頂尊勝陀羅尼護符      暮れ六つの昏鐘モノクロームの花冷え      儚さが斯くも沁みるか花の宵      花篝の野辺送り終へれば犬の遠吠へ      夜桜の旧街道へ大回り …
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弥生尽

     錆ついた手話笑われて春爛漫   時雨亭      幸せはここにあります幣辛夷      踏青や損得抜きで叱る人      お百度の満願の日の桜かな      朧にてかそけきこへのぬしやたれ      春寒や Bluetooth の Jeff・Beck      ジビエなど外道…
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昔よりこそ春は待たれし

江戸中期、賀茂真淵の門人は数多くいた。 その中でも県門三才女といわれたのが、油谷倭文子(ゆたにしずこ)、土岐筑波子(ときつくばこ)、鵜殿余野子(うどのよのこ)の三人。       三才女とは元々、紀貫之の娘・伊勢大輔・小式部内侍を指す、いわゆる和歌に優れた女性のことだが、これに倣っていつしかそう呼ばれる…
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伊豆高原桜並木

この時期に訪れたいと長年思い続けながら、宿が取れずに諦めていた桜並木。 実際に来て見れば、並木はおよそソメイヨシノばかりで、なお且つ3キロも延びる坂道。 途中のところどころでは花見客が車道に飛び出して、堂々と写真を撮っている。 その人たちは、路駐したりで、これまた車線をふさぎ、渋滞の原因になっているのだが、まだ自撮…
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春のタケノコ

タケノコの美味しい季節である。 剣スコで狙いを定めてエイヤっと掘り起こせば、何とも重量感のある大物を掘り上げることが出来る。 旬の筍である。 竹かんむりに旬でタケノコと読ませるのだから、旬とはまさにこのことを指すのだなあと感じ入る。 タケノコのフルコースをどのように味わおうかと思案する時間は楽しい。 掘り立てな…
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いぬふぐり星のまたたく如くなり

イヌフグリの季語を用いた俳句としては、かなり知られた虚子の作品である。 それ故に類相句や類似句の多さは尋常ではないし、俳句の有季定型性が陥りやすいマンネリズムが潜んでいることも事実だ。 十七音には限界があり、類似句ばかりが頻出するのはやむを得ないこととして雪月花と向き合うのか、それとも無季や破調まで取り込むのか、いず…
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春待つや万葉、古今、新古今

久保万こと久保田万太郎の、何とも不思議な句である。 句意のわかるような、わからないような、いや、無理にわからなくとも、雰囲気は何となく伝わって来るから不思議なのだ。 十七音の定型に収まり、万葉、古今、新古今と、時代を下らせているだけなのに、それでいて俳諧味があって面白く思う。 これも万太郎俳句の魅力である。 春を待つ…
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彼岸の入り

霊園のモクレンが、もう散り始めている。 本格的な春の始まりを宣言するかのような陽射しが眩しく、今年、すべての花は早い。 前回訪れてから一ヵ月弱なのに、季節は駆け足で進み、生を急かされているような気になる。 束の間の命を生きている感覚かと自問すれば、その手応えはないものの、咲き急ぐ花々につられ、春なれど心がざわざわと落ち…
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昭和90年

数少ない年賀状の中から、切手シートが当たった。 賀状の裏を返せば、謹んで新春のお喜びを申し上げます、とある。 新年を寿ぐ常套句で、もちろん新春は初春と同義語であって、旧暦では立春から「春」ということになっている。 俳句なんぞをひねり出す時には、グレゴリオ暦に慣れた頭ではその使い分けが面倒であるが、一月を睦月と呼んだ…
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春の生命力を食べれば きっと元気になるぞ

どこからかネギの匂いがする。 辺りを見回すと、小さな空き地にアサツキの群落があった。 雑草同様に生えているから採って行きたい気もするが、私有地なので控えた。 博多方面から「万能ネギ」が出現したのが、私の記憶だと数十年前。 それはアサツキそのものだと信じていた。 ところがまったく別物だと知ったのは数年前。 名前はと…
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散歩で一万歩

 白木蓮 定点観測ポイント  すでに落花  若葉を待つばかり  ムラサキツツジ  奥に見えていたのは造り酒屋  桜は少しだけ葉桜に  造り酒屋正面  落花の桜並木  花曇りの太陽  日本の正しいお花見  ここもやや葉桜に  葉桜 1…
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弥生から卯月へ

あとひと踏ん張りで、年度末の忙しさから解放される…。 そんな安堵感がちょっぴり芽生え、何となく目途も見えたので、気分転換に散歩に出た。 しかし、独りになりたい、誰ともしゃべりたくないと考えている時に限って、邪魔者が現れる。 以前と違って、今の私は「来る者は拒む」で生きているから帰ってもらいたいのだが、生憎の腐れ縁で、物心ついた…
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春を乞い願うの記

    やや暖かく感じられた今日の午後、少しだけ近所を歩いてみた。 北海道ではまだ大荒れの様子で心配するものの、関東(東京)では畳の目をひとつずつ数えるような遅々とした歩みで、それでも春はやって来ている。 去年はさすがに無理だったが、毎年、定点観測をしているハクモクレンが小さな蕾を膨らませていた。 例年通りならば、ちょうど一…
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今度逢えたら

       雨でぬかるんだ駅前        客待ちのタクシー        少女は赤い傘をさして        電話ボックスの横でぼくを待つ        ポイント故障のローカル線        ぼく 五分遅れてしまった        でも 逢えてよかった  …
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ついにデビューしました

一ヶ月ほど前から、知らぬ間に水のような鼻水(当たり前か…)がジワーッと垂れたりしていたのですが、別に気にも止めませんでした。 いつも左の鼻の穴から少しだけ垂れるのです。 (ーー;) そうです、花粉症に罹ったようです。 今までは周りを見回して、 「きったねえなぁ、一日中洟なんか垂らしてないで仕事しろよ」 など…
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早春賦

相変わらず朝が寒くてベッドから出られません。 そのせいか、五分ほど二度寝をしてしまいました。 東京は、去年の大晦日から乾燥注意報が続いているとか。 静電気も不快だし、重ね着をしようとすると、その摩擦で発火しそうです。 火の気もないのに火だるまになるのは嫌です。 各地で多くの火災が報じられています。 火事は恐ろしいです…
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サクラガサイタ

暖冬だったせいか、開花宣言が出たと思ったらあっという間に満開になった。 ここ数年、春が巡り来ると必ず、今年もまた桜に出逢えた、と感慨を新たにする。 あと何回こうして花を愛でることが出来るかは判らないが、今はただ無心に新しい春を謳歌しよう。 それが生きている証しなのだから。 中年過ぎのおばはんたちはしたたかでたくましい…
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再び仁成館へ

今月末をもって廃業する。 との報せで仁成館へ駆け付けた。 やはり豪雪被害からの立ち直りは無理だった。 また新しい春が廻って来たというのに、秘境の名湯の宿はこの春で長い歴史の幕を下ろす。 ここまでに至る経緯を淡々と語る主人だが、その無念さを想うと激しく胸が痛んだ。 敷地の片隅にはまだ雪が消えずに残っていた。 孤…
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春宵一刻価千金

名残の桜を求めて寄り道。 集めた落花を持ち帰り、備前の水盤に散らして風雅を気取ります。 不作法の茶を点てて喫み、逝く春を惜しみました。 夜桜の旧街道へ大回り 相変わらずの駄句で恐縮。 こんなことばかり書いているから、実年齢よりずーっとずーっとジジイに思われてしまうのだろう。 はなはだ遺憾である。 非…
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百花繚乱

桜、梅、桃、椿、水仙、沈丁花、連翹、木蓮、雪柳など、今年はいっせいに開花。 去年まで生き急いで来た人生を今年は死に急がぬよう、真剣に春と向き合います。 「美しいものを美しいと言える素直さを取り戻す」 自分に課した宿題です。
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桜が咲きました

春なればいまひととせを生きんとて古きみだうにこころあづけぬ みだうは御堂。 ある直木賞作家の歌です。 斑鳩の法隆寺伽藍に内なる悩みを預け、あと一年、巡る季節を無心に生きてみようと、命を肯定する意です。
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2020年01月
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