テーマ:里山

ストレスフリー

15号、19号と台風に痛め続けられ、それでもご神木は揺るぎもせずに在った。今までは幹や枝葉しか見ていなかったが、幹を支える地中の根の拡がり、そしてそれまでの年月の長さに想いを馳せた。人間の過去は記憶の中にしか存在しないのに、大樹には数百年の年輪が刻まれ、実存が目の前にある。 個人的な儀式や儀礼だが、神宿る(と世間は了解している…
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台風19号

台風19号の進路予想は東京を目指している。我等が庵の時雨亭はコースのやや西側に位置し、それほど恐れることもないとは納得させつつも、狩野川台風規模の勢力と聞けば落ち着かない。 療養中の私如きが出向いても役に立たないと思うのだが、滞在中の相棒に問い合わせると、無理のない程度の体調なら来てくれるとありがたいと応援要請があり、ならばとおっ…
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アリバイ

時雨亭留守番役の相棒は宇宙物理学のオーソリティでもある。さまざまな疑問に答えてくれる。 そこで太陽系のゴブリンについて尋ねると、懇切丁寧に、わからない部分を解説してくれた。「宇宙を支えてるのはアトラスだよね」と問うてみると、神話は宇宙物理には馴染まないからと苦笑されてしまった。 その流れで日本の神話に話が及び、現在進行形でも公然…
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彼岸花

人生最大の絶不調期真っ只中にいて、一日動けば二日は使い物にならず、周囲に迷惑をかけて過ごしているのですが、かといって寝てばかりいるわけにもいかず、やれることは極力自分でやるっきゃないと気張っています。 いま以上を望まなければ穏やかでいられる   時雨亭 体を支え心を支える非僧非俗の均衡が危うい 起きたくても…
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ナスの収穫

ナスを見ると、必ずと言っていいほど志ん生のマクラを思い出す。 でっかい夢、見たんだって? おう、富士山に腰掛けた夢だい そりゃでっかいや、俺もでっかい夢見たぞ どんな夢だい ナスだぁ でっかいナスって、カボチャくらいか? もっとでっかい じゃ、畳一畳くらいか もっとだ この部屋くらいか? そんなもんじゃ…
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夜鷹

高齢になれば24時間パッキンが機能しないのも仕方ないのでしょうね。 受け入れます。 啼く夜鷹寝小便癖かなしけれ   時雨亭
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ホタル

養殖のホタルが多い中で、まだまだ自然発生するホタルも存在するのです。 農薬使用も護岸工事もほどほどにお願いします。    鼻緒切れて屈めば蛍なにごとぞ   時雨亭
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飯を炊く

都会では味わえない、生きている実感が得られます。 薪を割り夏草を刈り飯を炊く   私は私であることに感謝する   時雨亭
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虫螻蛄

モグラ穴です。 地中でミミズやセミの幼虫などを食べて命を繋いでいるのでしょう。    虫螻蛄や土臭き句に力あり   時雨亭
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冷西瓜.

沢からの水で冷やしています。 保健所のOKも出ているので平気で飲んでいますが、ご飯はもちろん、コーヒーやお茶にしても絶品の水です。 逝く土地は此処に決めやう冷西瓜.   時雨亭
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仏法僧

命を区切られても、最終的には個々の生命力や気力が寿命を分けるのでしょう。 あと一年せめて半年仏法僧   時雨亭
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里山にて

       里山の今朝の余寒を驚きぬ   時雨亭        雪形や祖父の代まで小作農        二日灸賤が家の炉の横座にて        静電気逃がし宇宙と交信す        懐に辞表忍ばせ多喜二の忌        春愁ふ而して無職となりし我        春雨に濡れ衣を脱…
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初秋の里山

話は19日にさかのぼる。 草庵で一泊し、翌日の午前中を、秋を眺めに里山周辺を歩いてみた。 目印の庚申塔の石板横から、軽トラがかろうじて入れる細道をゆるゆるだらだらと上って行くと、里の最奥まで進むことができる。 大好きなコースで、日本の模範的な原風景に出会える土地だ。 前日の午後にやって来ると、すでに仲間の一人が滞…
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美味しいトマトは要らんかね

午前中の収穫のお手伝いを終え、縁側で昼寝をしていたら遠雷。 見上げると、キャタピラ痕のような雲が浮かんで秋の空。  ふと覚めて耳澄ましたり遠雷す    山頭火 人生に抗っても上昇気流は吹かないから、地べたに這いつくばって生きるしかない。 だから息苦しさにこうして時折空を仰ぐ。 すると夢と現の境が曖昧…
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誰かは春を恨みはてたる

春真っ盛りと思いきや、もう初夏の陽気である。 異常気象が季節を語る上での枕詞のようになった感のある地球では、異常が通常に移行している。 この事象のスピードが速すぎるから、肉体は追いつけずに悲鳴を上げる。 大袈裟?な書き出しで始めたが、今年は桜の開花が早まり、春は駆け足で通り過ぎた。 そして今夏も猛暑になるという。 聞い…
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ルビコンを渡ってはいけない

東京生まれの東京育ちが里山で過ごしていると、自分の描いていた都会の心象風景が傷んでいることに気づく。 それは格好良く見えたはずのものが、恰好悪く見えて来るということ。 古き良き時代とか言うつもりもないし、懐古趣味ではないことを前提に、そう思う。 少し崩れた体調を再構築し、リフレッシュできるのも里山ならではのことで、熟睡した…
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いい土地ですから、前に進めてください

少しだけ体調を崩し、こりゃいかんわいと、久しぶりに里山の時雨亭に戻った。 数日間は静養しようと思う。 このところの暖かさで、高値だった野菜類も価格下降の様子。 まだ高い時期に、兼業農家の関根さんの農地の一角を借りて家庭菜園をしている川瀬さんから、育ったら長ネギを下さると言われていたので、遠慮なく頂くことにした。 …
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ちょっと

予報が外れ、里山の朝は霧、日中は曇天。 たしか、桜が咲く頃の気温になると聞いたが、桜咲くわけもなく肌寒い一日だった。 (梅と水仙は咲いている) 来週は強烈な寒波にお見舞いされるらしいが、煉獄を彷徨する心持ちである。 天気予報とは、プラセボ効果のようなものだ。 悪性のおっちょこちょいをこじらせ、こ…
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柚子の大馬鹿十八年

今年は柚子の当たり年らしく、収穫の手伝いをしたら、商品にはならないブサイクな柚子を大量に頂いた。 昔、秩父の札所巡りの途中、歩き遍路をしていたら、どこのお寺か忘れたが、すぐ近くの無人スタンドに柚子が置かれてあった。 かなりの量で、100円かとよく見れば、驚いたことに一袋10円だったので感激してしまった。 手に取…
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古屋の漏り

台風接近の予報でまたオロオロした。 我が庵は予想進路のほぼ中心に位置している。 こんな時にプラス思考など無理だが、それでもボロ屋のどこかに不具合が見つかるだろう、これは言ってみれば千載一遇のチャンスではないかと思い直し、寝ずの監視をした。 台風21号は、夜明けには通過していた。 懐中電灯で照らすと、二ヵ所、わずか…
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今朝秋や見入る鏡に親の顔

一日のうちで鏡を見るなどは洗面の時くらいで、最近の自分の顔など知らぬし関心もない。 仮に、「おや、どのツラ下げて?」 と無愛想な対応をされても、肝心の自分のツラがわからないし、下げてはおらず、ちゃんと首の上に乗っているので、やり返す言葉がない。 鏡に映る顔は左右が反対で、かといって写真の自分は二次元の自分である。 だから自…
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流燈の一つにはかにさかのぼる

頭では理解して、簡単な設計図まで書いてもらったのに、その通りに作れないのが流し灯篭で、こんな時は不器用な自分がつくづく腹立たしい。 紙や竹ひごの残骸を前に、結局断念した。 観ている方が、どんなに心穏やかか知れない。 河原へ向かうとすでに灯篭流しは始まっていて、これが今年のお盆のフィナーレなんだと、しみじみ思う。 …
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我が草庵を時雨亭と名付く

夢の中で、裏山が騒がしくなったなと思ったら、雨が木々の葉を叩く音で目が覚めた。 涼しい。 朝五時。 しばらく雨音に身を委ねてぐずぐずしていたが、適当に見切りをつけて寝床を出る。 コーヒーを淹れ、縁側に座り込んで、雨を見ながら時間をかけて飲んだ。 朝食はトーストとベーコンエッグとサラダ。 食後にマンゴー(安…
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いざいなん江戸は涼みもむつかしき

古民家でプチ田舎暮らしを始めました。 暦の上では今日が立秋。 なのに東京は37度を超える猛暑とか。 お可哀そうに。 気温だけでなく湿度の上昇が曲者で、発汗が難しくなれば熱中症のリスクだって増加するのです。 命を賭してまで東京にこだわる理由などこれっぽっちもないし、義理や人情だって命あってのこと。 おおよその余…
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2020年01月
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