彼岸花


人生最大の絶不調期真っ只中にいて、一日動けば二日は使い物にならず、周囲に迷惑をかけて過ごしているのですが、かといって寝てばかりいるわけにもいかず、やれることは極力自分でやるっきゃないと気張っています。


彼岸花.JPG

いま以上を望まなければ穏やかでいられる   時雨亭

体を支え心を支える非僧非俗の均衡が危うい

起きたくても起きられぬ体で寝てゐる進行性疾患

悪運ばかりの人生、猫が愚痴を聞きに来た

今日働いたまぶたの重さ

半日ハシビロコウ真似て瞑想三昧

一反木綿と一緒に縁側に寝転び秋の風待つ

ごぜ唄も哀史となりて風は秋

夢を燃やし尽くしてしまった余生である

権力は腐敗と同衾するわたしは病と和合する

数珠を切る指が骨だけ出家しやうか

麓の娘から借りた万華鏡で彼岸花の揺らぎを見て宇宙を旅した

湯上がりに足の爪切るカメムシ横切る

星が見えすぎてもったいなや

モウセンゴケ見に行く星月夜を下駄で


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