とっても大切なこと


ウェブリブログ事務局が、来月からブログの大幅なリニューアルを行うと通達を出した。
読んでもよく内容が理解できなかったが、トラバとか気持玉とかが廃止され、メッセージなども送受信不可となり、過去のそれらもきれいさっぱり、すべて消えるらしい。

個人でCSS編集を行った部分も無効になり、おまけに投稿時の画像サイズが統一されるようでもある。
投稿1本の中でも、画像サイズをこれは大きく、これは小さくてもいいや、と配置していたものがどうなるのか疑問だ。
特に困るのはCSSで、個人で設定したものがすべてリセットされるから、横に広告のバナーが表示されないようにブログ幅を広げ、その幅に合わせてサイズをギリギリまで広げた画像がどう表示されるようになるかもわからない。
初めからスタンダード仕様にして置かなかったからだぞ、と言われているようで、テンプレートにしても過去に使用しているものが廃止になれば、文字の色もその時使ったテンプレートの背景に合わせて白などに変更したのでほとんど見えなくなる。
多彩だったテンプレートは自由に選べず、おそらく選択肢も限定される模様。

そこそこ使い勝手が良く、この程度でもさほど不満はなかったが、時代はブログを不用と見做して孤立し、やがて完全に廃れるのだろう。
1投稿の2万文字制限が、今度は13万文字に拡大するともあったが、13万文字の長文をブログに書いて、いったい誰がそんなもの読むのか、汎用の400字詰原稿用紙で325枚…。
そこまでは無いけれど、画像ばかりをアップしたら2万文字を超えてしまい、泣く泣くカットしたことがある。
画像だってアップ前はアルファベットと数字と記号の羅列でしかない…。

今は他のSNSが沢山あるから、ブログなんぞは近いうちに文明の遺物になる。
ならばコレきっかけでブログを閉じるという選択肢も当然出て来る。
公開済みの記事は残るが、編集中の記事は無条件でこれまた削除される由。
他人様の股間に否も応もなく手を突っ込むような所業で、気持ち悪いこと甚だしい。

そこで、そんな仕儀になるのなら、編集中のまま放置して、恐らく出さなかったであろう記事も、少し手直しして今のうちに出してしまおうと考えた。
胸に秘めたまま、これからも書くつもりなどこれっぽっちもなかったけれど、今回は書かせて頂きます。
仮に、どれほど気持玉を頂いたとて、来月になればすべて消えるので無駄です、無駄は極力省きましょう。
ということで、今回は多少長くなるので、読み飛ばしても無視して頂いても構いません。



相変わらず前置きが長くなりました。m(__)m

311がきっかけで、marikoさんという東北在住の女性と知り合った。
彼女は、介護に携わるベテラン介護福祉士で、他にも臨床心理士の資格を持つ心理カウンセラーでもあり、社会福祉のオーソリティとしてとってもすごい人。
こちらにも、もうすでに逝ってしまったが、親友Bという、これまた社会福祉全般に関心を持ち奮闘し続けた、尊敬に値するすごい男がいて、marikoさんはもちろん、多くのスタッフさんたちとも気も合ったし、交流を深める中で気心も知れたしで、こちらとの交流が広がった。

marikoさんには貴ちゃん(あえて名前をぼかします)という弟さんがいて、彼も姉の影響を受けて社会福祉に関心を持っている人。
ちゃん付けで書き進めるが、50オーバーの立派なおじさんで、いつでもすぐにでもどこにでも動き出せるジャージ上下がトレードマークの爽やかな紳士。

画像
数年前、その貴ちゃんから親友Bと私に、NPO法人を設立したいんです、と告げられた。

現役の介護職だから当然忙しく、今の仕事はぼちぼち進めるつもりですが、もっともっと社会的に弱い立場の人たちへの支援にシフトたいんです、と言った。

何でも、「生まれた土地で50年以上も地域の方々にお世話になっているので、その恩返しに、弱い人、孤立している人の役に立ちたい、それについては、どんなことでもいいから設立のアドバイスが欲しい」、とのことだった。

ググれば、設立の手引きなんぞはザクザク出て来るだろうし、手続きを代行する業者も存在するようだが、Bに言わせると、自治体によって微妙な地域差が存在し、意外に煩雑らしい。
設立経験者が言うのだから、そんなものかなと、私も貴ちゃんも思った。

311から立ち直れない人、その中には復旧や復興から取り残されて人並みの暮らしもままならない人も含まれる。
原発事故で故郷を追われ、避難先を第二の故郷に選んだ人たちも見守り、支援しなければならない対象であり、そうなれば見て見ぬ振りのできない貴ちゃんとmarikoさんだ。
東京都が主体でコンパクトに行うはずだった五輪が、いつの間にか国が出しゃばり、被災地でもがきながら生きる人々を置き去りにして、「復興五輪」などと訳のわからぬことになっている。

Bがいない現在、Bの意思を受け継いだ私が相談相手になった。
今年の311には行けなかったが、年度末までに2回、貴ちゃんに会いに行き、設立の助力(微力)をした。
こちらは負債を償還したようなホッとした気持ちだが、貴ちゃんの本当の奮闘がスタートした。
自分を育ててくれた土地で、光の当たらない人に寄り添いたい、などとは簡単に言えるものではない。
非営利だから、様々な苦労も覚悟している強者である。
遠方ながら、出来る限りの協力をしたい。



話は亡き親友Bにシフトする。

年越し派遣村」が話題になったのは2008年の年末から年始。
彼は支援に加わっており、私は彼の後をのこのこ付いて行った。
構造改革や規制緩和によって労働スタイルが大きく変わり、雇用形態がぐちゃぐちゃになって数年が経っていた。
wiki を見ても、今でも評価や捉え方は定まっていないように映るが、「非正規雇用」や「派遣切り」などの文言が飛び交い、「自己責任」と斬り捨て、彼ら彼女らを社会から分断抹殺しようとする風潮も、この頃がマックスだったのではないか。

若年層の生保申請件数が増えたことをもって、働ける年齢なのにとか、職種を選ぶからダメなんだ、など非難する無知な差別主義者は論外としても、個々の事情を吟味せず、十把一絡げに捉える風潮が社会を覆っていた。
ちなみにこの時の国のトップはローゼン閣下である。
なるほどと、ストンと腑に落ちて思い返す方もいらっしゃるだろう。

いずれにせよ、地位、収入、資産などの安定が確定している浮世人が、高所から貧者や弱者の実体も知らずにディスって見下していたわけで、木を見て森を見ずの利己主義者が蔓延し、不幸なことだがそれは現在も続いている。
そんな人種に限って、自分が若かった頃は寝る間も惜しんでこんな苦労あんな苦労をして乗り越えたから現在のリア充や平穏があるんだと勘違いして若者に根性論や武勇伝を語るので、老害や差別が社会から無くならないわけである。
だから、もし自分がホームレスになったら、などの発想も皆無だろう。
安全地帯に安住しているからである。
親友Bや貴ちゃん、それに安い賃金でも笑顔で頑張っている友人知人の利他心を思うにつけ、もう一度くらいは人間性善説を信じたくなる。

Bは私に多大な影響を与えた男で、悲惨な事件だっただけにブログには馴染まないと判断して当時はスルーしたが、津久井のやまゆり園へ献花、国会へのデモなど、多くの時間を共有できたことは人生最大の収穫である。
呼吸するように嘘をつく男は有名だが、呼吸するように社会的弱者を思う人種も存在する(した)のだ。

参考までに過去ログ。
生保受給者について書いた「寒北斗
ホームレスについて書いた「そして我々は見て見ぬ振りを続ける
どちらも親友Bが関わっている。

親友Bは生まれ育った土地で一生を終えたが、私も現在の街に居を定めて人生の半分以上を過ごしている。
実家はあるが、居住しているこの街が第二の故郷という位置付けになる。
私とて、貴ちゃんには負けるが地元愛で頑張りたい。
暮らしやすい土地柄か、多国籍の人たちが暮らす多言語の街にもなっている。


 妻連れて税で外遊数知れず爆買いのツケ国民が負う   時雨亭

 七十八十まで働けと国の言う今の政財界は確かにその齢

 暗黒の悪政の世に身悶えて弱者身を寄せひっそり生きる

 帰宅ラッシュに揉まれ一日終わる納税の為に今日も生きました

 復興より大切な立候補者がいると言う本音とは斯くも醜悪身勝手なもの



画像
先月のこと、友人宅へお邪魔した折に、目の前で水道工事をやっていた。

お昼休憩の時、職人さんたち4人と話をする機会に恵まれた。
4人のうち、日本人は親方1人で、後は外国の人たちだった。

ベトナムの人が2人、そしてクルドの人。
クルドの人の都合で詳細は憚るが、ベトナム人の1人は本国から奥さんと子供を呼び寄せたばかりらしく、こちらが心配になるほど汗だくになってスコップを使っていたし、みなさん、日本語がとても上手だった。

奥さんと子供は日本語が喋れない。
今のところの問題は言葉の壁だという…。

昨年の12月に入管法が改正されたことはまだ記憶に新しい。
介護や土木・建設などの14業種を対象に、最大で34万5千人の外国人労働者の受け入れを見込んでいるという。
それが4月に施行され、一ヵ月が経過した。
様々な問題が浮上する。



数日前に以下の記事が出た。
リンク切れになるといけないのでコピペはしたが、見出しだけで内容の見当はつく。
(だから全文を読む必要はありません)


外国籍児童・生徒1万人超が日本語「無支援」 (参照

5/4 (土) 19:16 配信 毎日新聞

 日本の公立学校(小中高と特別支援学校)に通い、学校から「日本語教育が必要」と判断されたにもかかわらず、指導を受けられていない外国籍児らが全国で1万400人に上っている。毎日新聞が文部科学省に情報公開請求したところ、こうした児童生徒が全都道府県にいることが判明した。日本語が分からず授業が理解できない「無支援状態」の児童生徒が、外国人集住地域だけでなく全国に広がっていると言え、国レベルの対策が急務になっている。

 文科省は2年に1回、「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(日本語指導調査)」で、公立学校に通い日本語教育が必要な児童生徒の人数を調べ、公開している。2016年5月の調査では、日本語指導が必要な児童生徒は全国の8396校に4万3947人確認された。多くは外国籍だが、保護者の結婚などで日本国籍を取得し、移住した児童生徒も含まれる。

 このうち3万3547人は日本語指導のため特別に配置された教員(加配教員)や非常勤教員、ボランティアらから指導を受けていたが、24%に当たる1万400人は誰にも指導されていなかった。無支援状態の児童生徒は14年度調査に比べ3684人増えていた。

 毎日新聞は、この時に都道府県が文科省に提出した調査票を情報公開請求し、開示された資料を分析した。指導を受けられていない児童生徒は、愛知県1343人▽東京都1129人▽神奈川県1039人――など外国籍児らが多く暮らす自治体が上位を占めた。割合順は、長崎県61%▽鹿児島県43%▽三重県39%――など。33都道府県で無支援状態が2割を超えた。

 支援が行き届かない背景には加配教員の不足がある。開示資料によると加配教員は全国に2224人しかおらず、8396校の30%に当たる2491校は指導者がいなかった。文科省は日本語指導が必要な児童生徒18人当たり担当教員1人を増員するとしているが、1校当たりの外国籍児らの在籍数は「5人未満」が7割以上で、対策が追いついていない。【奥山はるな、堀智行】

 ◇日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査

 文部科学省が1991年度から全国の公立小中高校や特別支援学校を対象に始め、現在は2年に1度実施している。文科省は教員が児童生徒と対話をしながら、複数日にわたって日本語能力を測る「Dialogic Language Assessment(DLA)」の活用を推奨しているが、判定に時間がかかることなどから導入は2割程度にとどまっており、大半の学校が授業の様子や来日後の期間を基準に日本語能力を判定している。文科省は全国の最終集計のみを公表しているため、毎日新聞が開示を受けた都道府県調査票とは一部、数字が一致しない。




私の第二の故郷では、こんなNPO法人が国や自治体の足りない部分を補っている。(参照
故郷を愛おしく思えば、これはとても大切なこと。





かなり長く書いたつもりでも、2万文字までは到底届かなかった。


※ 友人知人のみなさん、Bの奥さんは元気ですよ。 (^^♪



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この記事へのコメント

2019年05月10日 04:07
おはようございます。
システム変わる。馴染んでただけに残念。
一瞬「ブログ止めよっかなぁ」なんて思いました。
皆さんはどぉなんでしょうね。
お引っ越しとかされるのかしら。
考え中。

お世話になって恩返しなんて凄いなぁ。
考えたことありませんでした。
「生きる」ことを考えされられます。

外国からの出稼ぎの方たち。
頑張りますねぇ。感心します。 
必死ですから。
日本人出来る?と問いたいくらい。

日本はどおなるんだろう。
mariko
2019年05月10日 08:15
おはようございます。
貴がお世話になって感謝の言葉もありません。
拾碌さんや時雨亭さんの優しさを思い浮かべていつも力を頂いています。
貴もお二人を本当の兄のように慕っています。
人生で本当に大切な人と出会えた事は奇跡だと思っています。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
感謝!!!!!!!!
きらら
2019年05月10日 10:07
『ローゼン閣下』でググると太郎ちゃんのオフィシャルサイトが出まーす。笑。奥さんお元気でヨカッタ。(*^-^*)
時雨亭
2019年05月10日 17:20
wingaさん、こんにちは。
ウェブリさんはどうやらブログ間の交流を遮断したいようです。
リンク無しのコメ欄だけを残して、
カキコで繋がってなさいね、といったところでしょうか。

私なんかよりずっと若いのに、
社会には真剣に恩返しを考える人がいるんですね。
頭が下がります。
世の中、捨てたものではありません。

私に関してはもうジジイだから大したことはできません。(涙)
身近にはこのような問題もあるんですよ、
くらいの開示をしてみました。

本当に日本はどうなるんでしょうね。
残念ですが誰も正解がわかっていないと思います。
時雨亭
2019年05月10日 17:22
marikoさん、こんにちは。
朝一番で貴ちゃんからメール入りました。
拾碌は私たちのメルクマールですね。
時雨亭
2019年05月10日 17:22
きららさん、こんにちは。
出ますか。(笑)
先日、奥さんと昼メシをご一緒しました。
いやいや見事でした。
時々連絡してあげてね、喜ぶよ。<(_ _)>
やじろべえ
2019年05月11日 08:16
今回の内容から福一の原発事故の為に故郷へ帰れない人達にも想いが及びました。
地元愛はこの国の山河や風土を愛するが故の心情にも繋がりますから、大切な事ですね。
拾碌さんだけでなく時雨亭さんも我々のメルクマールですよ。
またみんなで集まって旧交を温めたくなりました。
さつき
2019年05月11日 19:10
ウェブリブログさんに関しては門外漢ですが、このようなコメントは残るんですか?
ブログ幅はもう一つのブログの方が、幅目一杯に古い元原稿の画像を載せていますよね。影響が出るとしたら、そちらが甚大ではないかと。。。
どちらも楽しみにしているので、やめないで下さいね。
PS やじさんに賛成です。
2019年05月13日 17:28
私も "復興五輪" という言葉に違和感を感じていました。
日本に五輪開催地が決まったときは、盛り上がっていましたが、これでいいのだろうかと 騒ぎをよそに不安に思ったものです。
それなら 五輪やめて、会場作り等にかかるお金を 復興に使えばいいのにと。
よくわかりませんが、世界中から寄付された莫大な寄付金を使ったら、ある程度、満足できる復興が、できるのではと思うのですが………。

時雨亭
2019年05月14日 22:10
やじさん、さつきさん。
先ほどメール送りました。
よろしくどうぞ。
時雨亭
2019年05月14日 22:13
わらびさん、こんばんは。
東北には旧国立競技場にあった聖火台を巡回で見学させるとの報道が出ていました。再利用ではなく、なぜ新しい競技場にするのか、その発想から理解不能です。復興五輪とはこの程度のスタンスと出費で、単なる「東北も忘れてませんよ」的なアピールなのでしょう。
でも楽しみにしている人々も大勢いらっしゃって、ネットでのチケット申し込み初日のアクセスが130万件とか…。光の部分しか見せずに煽るだけ煽り、来年の8月以降は祭りの後の負の遺産にようやく気づくのでしょう。

実家が選手村近くなのでオリンピックバブルで固定資産税が増額され、大変迷惑しています。生まれてからずっと都民ですが、五輪特需で都心でお金を回すより、老朽インフラの整備が喫緊の課題です。これは全国規模の問題でもありますね。それにしても、どこにそれだけのお金があるのか不思議でなりません。
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