二度寝


書きたいことが3本ほどあって、しかし今回は自分のプライベートにより深く踏み込む内容なので、どう書こうかとぐずぐずと引き延ばし、コーヒーを淹れたりYouTubeを観たりと、気分も乗らないでいた。

そこでYouTube(三味線の音色が聴きたくなって、そんなチョイスばかりしていた)にも飽きたので、さて書き始めるぞ、とはいかないもので、夏休みの宿題を残り数日前の切羽詰るまで手付かずでいた自分の優柔不断に、この歳になっても治らぬのかと呆れている。

そしてYahooニュースの、「あなたへのおすすめ」をざっくり見てしまった。
それがタブロイド紙の夕刊フジから配信された記事。

発行が産経新聞社なので、内容は簡単に想像がつくし、主な読者はサラリーマンとも想像できる。
一般紙と違うのはゴシップ中心というところか。
それでも産経といえば誰もがイメージする安倍政権広報誌であり、読売新聞同様に自民党広報誌の役割も担っている。
(断定的に書いてしまったが、個人が発信している個人の感想なので、悪しからず)

で、現在、政官の中枢が混乱の極みの中にあって、正論を吐いてしまうと背後から鉄砲玉を撃ち込むことになってしまうので、どうしても搦め手からの政官擁護に走るしかない。

そこで、以下のような非論理的な記事で、話題や論点をすり替えざるを得ないことになる。
憎い相手を貶めることでしか優位に立てないマウンティング行為は、記事を書いている記者?の脳内思考を想像すると、ミイラを木乃伊と書いて優越感に浸っている小中学生レベルの孤独を見るようで、憐憫を超えて哀愁すら覚えるから、どうしても飲むコーヒーの味も酸味を増す。


蓮舫氏に“ブーメラン”直撃 「記憶を自在になくすのか」発言が大炎上 「二重国籍」問題では発言を二転三転
5/11 (金) 16:56 配信 夕刊フジ

 立憲民主党の蓮舫参院議員に、「ブーメラン」が直撃した。加計学園問題をめぐる、参院予算委員会の参考人招致(10日)で、柳瀬唯夫元首相秘書官に「記憶を自在になくすのか」などと詰め寄ったが、自身の「二重国籍」問題では、記憶頼みで発言を二転三転させていただけに、ネット上は「おまゆう(=お前が言うな)」「他人に厳しく、自分に甘い」などと、ツッコミの猛火が広がっている。

 “勝負服”の白いジャケット姿で質問に立った蓮舫氏は冒頭、「あなたの記憶は、自在になくしたり、思い出したりするのか?」と切り込んだ。柳瀬氏は「記憶を調整することなど全くない」と淡々と否定した。

 この質問は、見事に蓮舫氏に跳ね返った。

 蓮舫氏は2016年の民進党代表選に際し、「生まれたときから日本人」などと公言した。だが、選挙中に台湾籍を離脱していなかったことが発覚し、代表就任後に「記憶に頼って発言したことが混乱の原因」と陳謝した。都合の悪い発言は、お忘れなのか。

 この日の質疑で、加計学園関係者との面会を認めた柳瀬氏に対し、「聞かれていないから、言っていないだけだ。不誠実ではないか!」と批判した。ならば、蓮舫氏こそ「不誠実」のそしりを免れない。

 蓮舫氏は、16年10月7日付で「日本国籍の選択」を宣言した。この事実は、同月15日に記者団の取材を受けて、初めて公表した。

 1週間以上も経過してから明らかにした理由について、記者会見で問われた蓮舫氏は「聞かれたから答えただけだ」と言ってのけたのだ。

 こうした対応を、国民はまったく忘れていない。

 ネット上では「巨大ブーメランが刺さった」「国籍詐称」「二重国籍はどうなのか? 説明しきれていない」などと批判が噴出している。



ネットで批判が噴出している根拠が示されていないので、ウラを取っていないことが簡単にわかってしまう文章になっている。
論点のすり替えは毎度お馴染みチリ紙交換のようなものだから見逃しても、「国民はまったく忘れていない」と、さも国民の総意のようにも取れる表現には、もっと工夫と筆力が必要。

普通なら反対意見も載せるのが常識だが、ゴルフのスライス同様だから、矯正しなければ改まらない。
しかし矯正どころか、フックをOBにさせようとの必死の執念が伝わって来るではないか。

もう1本。


加戸前愛媛県知事を直撃! 野党の印象操作に「アホみたいだ」と一蹴
5/12 (土) 16:56 配信 夕刊フジ

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、衆参予算委員会は10日、柳瀬唯夫元首相秘書官や、加戸守行(かと・もりゆき)前愛媛県知事らの参考人招致を実施した。夕刊フジでは、異常な岩盤規制の実態を指摘し、「ゆがめられた行政が正された」と証言してきた加戸氏を、国会内で直撃した。

 「無駄なことをしている。だけど、ガス抜きをしなきゃいかんので…。野党も振り上げた拳を降ろしようがなくて困っているんじゃないか」

 加戸氏は、今回の招致をこう評した。

 注目の質疑で、加戸氏は「安倍晋三政権の下、(獣医学部新設の認可を)はね返してきた頑強な砦(とりで)、岩盤規制が、やっと崩れたという思いだ」と強調した。

 国の岩盤規制のため、獣医学部の新設は1966年の北里大学以来、50年以上も認められなかった。与野党の国会議員の中には、新設に反対する獣医師会から政治献金を受けていた者もいる。

 左派野党は、職場放棄と揶揄(やゆ)された「18連休」の間、柳瀬氏への質問準備をしてきたはずだが、「獣医学部新設がなぜ困難だったか」という核心・本質に迫る質問はなく、単に「加計ありき」の印象操作に終始しているようだった。

 加戸氏は「アホみたいだ」と一蹴し、続けた。

 「『首相案件』なんて本質に何も関係ない。どう考えたって、これまでのプロセスで、首相の意向のかけらも見えない。国家戦略特区制度は、無駄な規制を直す、素晴らしく有効な制度だ。安倍首相は純真無垢(むく)。純真無垢だと(左派野党やメディアに)徹底的にいびられる」

 また、「首相案件」と記されたメモの存在を認めた、後任の愛媛県知事、中村時広氏についても苦言を呈した。

 「部下を信頼しているというのは正しいが、部下が書いたメモは100%正しいというのは、言葉が若干過ぎている。一言一句、その通りであるはずがない」



いずれリンク切れになるだろうから原典は確認していないが、署名入りだったのだろうか。
ここはYahooニュースをそのままコピペしただけなのでわからないものの、「印象操作に終始しているようだった」とあるので、書いた本人の意見であって、世間の意見ではないことがわかる。

しかし大人であるサラリーマンをターゲットにしているのであれば、実存の不安を自覚して、もっと現実の不可解さを直視しないと騙せませんよと、アドバイスの一つも贈ってあげたくなる。

この程度の文章力しかないから、詭弁を並べ立てて木乃伊で得意になっているのだろう。
左右に関係なく、記者?の筆力や考察や観察力より数十倍も秀でている市井のブロガーさんは星の数はいらっしゃる。

私でさえこの程度以上の構成で文章は簡単に書ける。
それも、フジサンケイグループのバイアスに沿った記事を無報酬で提供しよう。
え、余計なお世話?
それは失礼しました。

こんな記事が出て、なお且つネットにまで転載されることによって、浅い思想や語彙不足の若者がコロリとお上の戦略に乗ってしまうのだろう。
正義を偽装したお為ごかしさえなければ、東スポと肩を並べられるのに残念なタブロイド紙だ。
夕刊フジと日刊ゲンダイを併せて読むと、程良いバランス感覚を得られるらしい。


以下は余談です。

ウェブリブログ利用者は「気持玉」というツールで、ウェブリブログ内だけで囲われている。
私はこうしてウェブリブログを利用してビッグローブの戦略に加担しているが、友人たちは他のプロバイダーでブログなり日記を発信しており、もっと自由に交流している様子。

今回のように、ある特定のバイアスが掛かった記事にも、アップすればきっと気持玉がつくのでしょう。
それはこちらがそちらへ気持玉を置いて来たお礼のようなものらしく、ならばどうぞ遠慮なく、気に入らない内容であればスルーして頂いて構わないのです。

「なるほど」という便利で使い勝手の良い玉っコロもありますが、私には承認欲求が欠落しているので、本当に共感して頂けた時にだけ頂戴できれば、それだけで大満足ですし嬉しいものです。

お気遣いはアクセス数の多寡で確認できるので、こちらへの義理などはご無用です。
(ブログ開始から数年間は気持玉なるツールもありませんでしたし、当時からのお馴染みさんたちは、気持玉を付けない暗黙の了解が存在するようです)

こうして最後の一行まで読み進めて、ここまでたどり着いて下さっただけで感謝しております。
また調子に乗って生意気なことを書きましたが、たまにリベラルバイアス掛かりまくりの記事がアップされた時に足跡を残すのは、このご時世では危険な行為です。
不幸な政官を擁いてしまった現在、そんな不穏な世の中になりつつあるのです。

画像
春が瞬く間に過ぎて、自然界はすでに梅雨を受け入れる準備が進んでいます。

どれだけ日本の識字率が高かろうが、若者の思考能力が成熟していないから、誘導されればコロリと騙されます。

現状を憂いているのは中高年が多く、比して若者がこの為体なので、簡単に現首相などの極右勢力のお先棒を担ぐネトウヨと化するような気がします。

貧困な言語は貧しい思考しか生産しません。
夕刊フジには、論理的な思考に基づいた文章の書ける人材がいないのでしょうか。
若者は操られてもいずれ気づくでしょうが、それでは遅すぎます。

先日、友人のじじいが以下の日記を違うプロバイダーから発信していました。
こんな肩の凝らない文章が素敵だなと思いました。

明日は8時まで寝てるんだ。これが気持ちが良い。6時に目覚まし。切って二度寝。7時の目覚まし。うとうととラジオをつける。そして2時間ほどぼんやりを楽しんでヨッコラショ。


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この記事へのコメント

2018年05月12日 23:38
こんばんは!
ネトウヨ・・検索して解りました(^^;
↑の言葉知りませんでした( ;∀;)
時雨亭
2018年05月13日 01:01

こんばんは。
夜更かしさんですねえ。(^-^;

世間では様々な「ネトウヨ」の定義があり、
どれもなるほどと思いますが、
どうもしっくり来ないので持論を書きます。

元々はネットで保守的・右翼的な表現をする人のことで、
ネットに依拠しながら保守や右翼を装い、
特定の国や人種や思想を差別したり、
排除や排外しようとする人の総称です。

ですから本当の保守でも右翼でもないので、
自分が右翼であるという自覚がありません。

ただ、在日外国人の存在によって、
自分たちの社会や価値観が壊されたり、
脅かされているとの妄想(恐怖)を抱えています。

本来の右翼という形式や信念を目指して、
活動している人から見れば、
ネット右翼は空気のような存在ですね。

但し、困ったことに、
場所や年齢も限定できない匿名ですから、
あらゆる場所に存在可能のため余りにも不透明で、
だからこそヘイトなどの憎悪に繋がる、
非常に困った人たちでもあるのです。

見えないネトウヨやネットに依拠した存在が、
街頭に出現したヘイトの人たちの後押しをして、
差別のハードルが極端に下がりました。

一方、ネット右翼か問われて否定する人の中で、
ネット右翼的な価値観が共有されている事実も、
見逃せないポイントです。

乏しい語彙しか使われない事実を見れば、
まだ未成熟な思想しか持てない若者では、
あるいは現実を認識できない視野の狭い人かと、
推測しています。

好意的に見れば、己の無知を自覚すると生じる、
本質的な不安や違和感が拭えない人でもあります。

特定の民族や人種の排絶志向を、
容認し放置する偏向リテラシーが、
もっともっと問われるべきですね。

おやすみなさい。(*^^)v
ほっこり
2018年05月13日 15:02
配信記事を冷静に読み返すと、これはあくまで個人の感想文程度なんだとすぐに理解出来ました。うちのバカ息子も間もなく選挙権が与えられます。奴の考え方は分かりませんが、次代を担う責任感をどのように培って行くのか見守りたいと思います。バカ息子だけあって、多分木乃伊は読めないでしょう・・・。(-_-メ)
美代子
2018年05月13日 22:35
 人生は小説より奇なり?ですよね。私はすっかりブログで全裸になっておりますが(笑)書くということは、そういうことなんだと理解しております。もちろん、人それぞれだとは思いますが、いろんな人の人生を知ることで多くを学べるんですね。ネットはバーチャルな世界ですが、その中に真実、真理が見えたりします。もう過去の記憶も曖昧ですが、思い出しては書いています。時雨亭さんのブログはとても魅力的です。それは筆力だけではなくて、人間としての魅力があるからでしょうね。よいしょと。
時雨亭
2018年05月13日 22:35

 ほっこりさん、こんばんは。配信記事に関しては思想信条の自由があるので、広い心で認めましょ。様々な考えや意見があってこその自由です。ただ私の皮膚感覚が拒絶しているだけで、国家権力を私物化したり、1ミリでも戦争へと向かう空気感を漂わせる現政権の企みが連想されて我慢ならぬのです。
 木乃伊は多くの文章を書き散らしている私だって、今まで一度も使ったことがありません。一般教養の範疇にも入らないでしょうし、木乃伊を覚えるより、もっと社会を生き抜く術を身に付けた方が賢明ではないかと思います。
時雨亭
2018年05月13日 23:09
 あらま、センセ、こんばんは。コメのお返事を入れている間にセンセも入れてくださっていたんですね。腐った政治や、それに追随するメディアの悪口を書いていると自己満足でアドレナリン上がりまくります。(笑)。これがまあ楽しいの何のって、蜜の味だから仕方ないですね。ということで、だらだらでもいまだにブログを続けてしまうモチベーションになっているんだと思います。私は本来なら書くべきことを書かずに記事の数だけ増やしているので、読んでくださっている方には何のことやらわからない部分も多いと思われます。世間に裸を晒す根性が据わっていないからなんですが、オヤジの裸は不快でしょうからパンツ程度は履いてこれからもブログを続けます。愚弟からのお願い。社会の平穏を保つためにセンセも裸はブログ内だけにとどめてくださいまし。押忍!
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