友は失われた大陸の端っこに行く


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友人と昼食を共にしていたら、年末年始を利用してグアムに行くという話を聞いた。
寒い季節に暖かい場所で過ごすのは、さぞ快適だろうと、温かい坦々麺と半チャーハンを食べながら思った。

でも正月料金で、閑散期より費用はかかるし、果たして南の島で正月気分は味わえるのだろうか。
私なら、どうせ高いのなら、国内の温泉地で正しい日本の新年を迎えたい。
これって、ひがみなのだろうか。

グアムと聞いて思い浮かべるのは、「失われた大陸」ともいわれる「ムー大陸」
その存在はアトランティスよりもかなり低いが、空想の世界に遊ぶツールや話題としては面白い。
人間の想像力は無から有を生じさせ、時として、無が架空の伝説やらのロマンを掻き立てる。


太平洋上に存在したとされるムー大陸は、以下の広範囲に及ぶ。

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ムー大陸は、すでに一億六千年前に存在し、六千四百万人もの人が暮らしていたことになっているようだ。
もちろん人類史上で最初の文化圏で、石造りながら宮殿や道路が整備され、高度の文明が発展途上にあったとされている。
「失われた大陸」の著者は、19世紀後半のイギリス軍人、ジェームズ・チャーチワード。
チャーチワードはチベットの古文書である「ナーカルの粘土板」を解読したとかで、その内容は、ムー大陸は帝王ラムーが支配し、一万二千年前に沈んだと創作している。
解読といっても完全なる誤訳で、眉に唾つけて向き合わないと、とんでもない別世界に誘導される。
でも、元々存在しない大陸を創造した雄大なスケールのアイディアと、牽強付会の論証は、心して読めば面白く興味深いものでもある。


ムー大陸の最東端に位置し、南米大陸から3,700キロ、タヒチから4,000キロ、一番近い島でも2,000キロも離れているイースター島は、ハワイ、グアム、サイパンなどと似通った言語を持ち、それはポリネシアの人たちが高度の航海術を会得していたからだという。
イースター島で発見された「ロンゴロンゴ」という、象形文字がある。
一行読んでは天地をひっくり返し、それを繰り返して綴られているらしい。
まったく解読不能なのに、どうしてその読み方が判るのかは、直接チャーチワードに訊いてほしい。

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グアムにはそれほど関心は無いけれど、イースター島には古代からのロマンがあって、行ってみたい気がしないでもない。
それでも、今回の年末年始は温泉に行ってのんびりする予定だ。
日本人観光客が上得意様であるグアムでも、除夜の鐘は聞けるかも知れない。
でも海外で、日本で過ごした一年をしみじみ振り返るというのは、私には何だかしっくり来ない。
やはり日本人の正しい正月は温泉である。

グアムが沈んでも、簡単には助けに行けないよ。
どうしても、ひがみっぽい書き方になるな…。

でも友人が言った。
「年末年始の国内の温泉旅行は、海外に行くより高いんだよ」

ちょっとだけ優越感。
でも何だか虚しいぞ…。


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