趣味は銭勘定と言ってみたい
今日は一日中、自称美女のE嬢と行動を共にした。
移動しているうちに、昼食時になった。
「お寿司でも食べようか」
「あたし、ファミレスがいい。ドリンクバーもあるし」
蒸し暑く、喉も渇いているので、それもいいかなと、ファミレスを探して少し走った。
デニーズがあったので入ろうとすると、「待った」がかかった。
「もう少し先にサイゼリヤがあるよ」
サイゼリヤといえば、ずいぶん安く食べられるファミレスとして有名らしい。
何度か入ったことはあるけれど、味はデニーズの方が良いのではないかと思う。
しかしE嬢はサイゼリヤを譲らない。
誰かを連れて出ると、食事などの支払いは私が済ませることが暗黙の了解になっているので、気を遣っているだろうことは想像がつく。
ならば私の入りたい店で、食べたいものを食わせろよ、と思うのだが、この辺りの兼ね合いが難しい。
「あ、そこそこ」
サイゼリヤの駐車場に車を入れた。
E嬢は車のエアコンが苦手なので、今日は一年でも一番日が長い夏至なのに、窓をフルオープンで移動を続けて来た。
いささかグッタリしている体に、冷房の効いた店内は、これぞ天国かと思う。
注文を済ませ、さっそく冷たい飲み物を取りに行く。
と思ったら、もうお替わりで、再び二杯目へ。
自分でもそれほど自覚はなかったが、体は激しく水分を求めていたことを知った。
中年になると、体も枯れて来て、さほど水分は必要ないかなと考えてしまうが、それは間違いで、若い人たちよりも多く水分を補給しなければいけない。
だが悲しいかな、体の要求を、脳が察知しないから困るのだ。
料理が運ばれて来た。
「ハイ、写真撮って」
「え?」
「ブログ用」
私の目の前にググッと、料理を押し出した。
(ブログにしないんだけどなぁ、書くこともないし…)
と思っても、E嬢は勝手に、今日のネタはこれだと思っているらしい。
先日まとめ買いした本のことでも書こうかと、ぼんやり考えている程度だった。
撮れというので撮った。
これがミラノ風ドリアだそうです。
こちらは、私の注文したイカとアンチョビのピザ。
アンチョビは小っこいのが二切れ、イカは、まさかゲソが主役で登場するとは思わなかった。
(ーー゛)
一時間近く余裕があったので、取り止めもない雑談をする。
話は本の話題になった。
E嬢はミステリーが好きで、以前、私が読み終えた本を、文庫本を中心に100冊くらいあげた。
私はもうミステリーを読むことはほとんどないが、それでも読書という共通の話題は世代の差を超える。
もう半分以上の本を読破したらしい。
(トリックや犯人をすべて教えてやろうか、そうすれば読む手間が省けるだろう)
と思ったが、大人げないのでやめた。
しかし読書は良い趣味だ。
映画や漫画のビジュアルも良いが、活字ならば、自分の描いたイメージが拡がり、豊かな想像力を養える。
この違いは大きいと思うのだ。
とにかく、本は一生の伴侶になる。
サラダを頼んでも、1,500円で足りた。
ずいぶん安い昼食だ。
店から外に出ると、あまりの暑さに、体が萎えるのが判った。
世代の差は克服できるが、急激な温度差には体がついて行けない。
駐車場から昇る熱気に、思わずクラッとした。
「貧血かな」
「え、金欠?」
やはりそう思われていたのだ…。
(ーー゛)
今度は回らないお寿司屋さんに連れて行かねばと、堅く決心した。
そして、今日のブログは、E嬢の思い通りになってしまった。
(ーー゛)
↑ 今日はこの顔文字ばかりだ。 (ーー゛)

この記事へのコメント
水ようかん冷やして待ってます。
早く戻って来ないと無くなっちゃうよ。